アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎ギーとフェンネルとルタバガのスープ(覚書き)、燻製鱒に合わせる大根とミントとネギと紫玉ねぎとレモンその他のサラダ(覚書き)

フェンネルを冷蔵庫から取り出し、ふと思いつきで作ったスープが良かったので覚書き。

合わせたのはルタバガと林檎、シナモン、グリーンチリ粉。食べる時にレモンをたっぷり絞って。ギーのバター飴風な香りは、フルーティで甘いスープの隙からそよ風のようにふわりふわりと現れる。面白いな。

 

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・ギー

フェンネル1株

・ルタバガ(大)半分ほど

・シナモン

・林檎半分

・アーモンドミルク

・レモン皮

・グリーンチリ粉

 

ルタバガを薄く切って少しの塩とギー多めでローストし、その間フェンネルを薄切りにして鍋でギーで炒める。火が回ったら蓋をして蒸し煮に。

ルタバガに火が通ればフェンネルの鍋に移して水を注ぎじっくり煮る。シナモンを少し。当初は食べる時にレーズンをトッピングするつもりだったが変更して林檎をそぎ切りにして加え煮た。甘み付けしてないアーモンドミルクを加え、野菜をつぶしながらさらに煮る。グリーンチリ粉を入れ最後ブレンダーでならす。

食べる時には好きなチリペッパーとレモン汁たっぷりで。浮き実はアーモンドとフェンネルの葉。

 

 

 

何かを煮炊きするほどの食欲が無く、スモークトラウト(市販品)を摘んで終わらせようと、久しぶりの燻製魚の甘みと塩味に浮き浮きしながらサラダを作った。大根とミントをたっぷり、紫玉ねぎ、ルッコラ、ネギ少々、レモンの皮、ほんのり甘みとして人参と、フェンネルシード。

とても良かったので覚書き。

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・ 大根(たっぷり):細切り

・人参:細切り

・紫玉ねぎ:薄切り

・ネギ(2本ほど):小口切り

・塩

・レモン皮、汁(皮を削いで汁を絞る)

フェンネルシード

・ミントの葉(たっぷり):ざく切り

・マッシュルーム(大一個):薄切り

・ベビールッコラ(一掴み)

 

大根、玉ねぎ、人参、ネギ、塩とレモン汁をよく混ぜる。フェンネルシード、マッシュルーム、レモン皮、ミントを刻んで混ぜて、食べる時にベビールッコラと軽く和えて。

 

毎年春になるとルッコラフェンネルが食べたくなる不思議。

スープに思いの外時間がかかって食欲ない割に調理時間が長引いたが、芳香に包まれているうちにすっかり食欲が戻り、何のことはない、どちらもお代わりしてよく食べた。

 

ご馳走様。

 

✴︎ギーでキャベツとグリンピースのスパイス炒めをライ麦パンでサンドイッチ

まだ前の家にいた頃インド人のおばさんにキャベツのスパイス炒めを教わって、しばし作っていた。

油を熱してマスタードシードを軽く弾けさせ、アサフェティダ、キャベツ、コリアンダー粉とターメリック粉、グリーンピースの順に加えつつ炒めあげるのが原型だったか。

気分で入れるものが変わってしまうが、キャベツ、マスタードシードターメリックは必ず入れて、

食べる前にレモンを絞る。

 

本来副菜的な惣菜なのだけど、これだけ心ゆくまで食べたくて、主菜的にへんてこりんな食べ方をする。

なんとなく気が引けて載せたことが無かったのだが、ニューフェイスのギーを使ったのを機に載せてしまう。

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今回バージョン

材料:

・ギー

マスタードシード小さじ1弱

・クミンシード小さじ1/2ほど

 

・生姜、にんにくみじん切り

・紫玉ねぎ1/2個

 

ターメリック粉小さじ1/2強

・クミン粉小さじ1/3ほど

コリアンダー粉小さじ1/3ほど

・塩

・キャベツ(大)外葉から7枚(芯は薄切り、葉は短冊切り)

グリーンピース(冷凍)カップ1/3ほどか

ガラムマサラ

 

フライパンでギーを多めに熱する。フライパンを熱源から外してマスタードシード2〜3粒を入れてみて、ジュワッと弾けるようなら残りのマスタードシードとクミンシードを入れて熱源(火)に戻す。少しジュワジュワと香りを立たせてから生姜、にんにく微塵切り、紫玉ねぎを入れる。玉ねぎに火が通ってしんなりしてきたら粉スパイスを入れて絡みつかせるように炒める。

切ったキャベツを入れてよく混ぜるように好きな炒まり具合まで炒め、最後の段階でグリーンピースを入れて仕上げ炒める。

味を見てガラムマサラを加えた。

食べる時にレモンをたっぷり絞って。

 

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おお。ギーの乳の甘みがいつもと違う。

で、今回はまず苦いベビールッコラと一緒にライ麦のブール(買ったもの)で載せて。プチトマトも一緒に。なんかへんてこりんだけど、大事なことは今日の自分には美味しかった、という事実。

その後ベビールッコラを摘みつつ、残りをワシワシと食べた。

 

 

 

 

✴︎ギーでスパイス人参炒め、ギーを練り込んだ南瓜のパテ(覚書き)、焼きエリンギと芽キャベツなど

少し前の話になるが、

リコさんが作っていた「パニールと人参のギーでの炒め煮」を、パニール無しで作った。

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人参と分葱とギーを一度にフライパンに入れて、まず「ギーに溶け混ざった分葱の風味を人参に絡み付け」るのだが、あまりの良い匂いに途中で摘んでみると、この3つの全然違う風味を伴った甘さの絡みが素晴らしいのだ。

そこにターメリックマスタードシード、唐辛子と辛味がやってくる。手持ちの種入り唐辛子はえらく効くのでごく控えめに。

おお。キリッと締まった。チーズやカード系をたくさんは食べられない私でも、パニールを食べたくなる。

デザートの定番的な甘い人参のミルク煮を作ってみたい気がしてきた。

 

 

そして少し残っていた南瓜を、ギーを入れてパテにした。

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 南瓜をレンジ加熱してフォークで潰し、温かいうちにギーを入れ混ぜ、玉ねぎと香菜のみじん切り、ターメリック、ほんの少しナツメグをよく混ぜて、ほの温かいネタの味をみる。

これは・・・・・美味しい!

このままで食べようか。でも今日は成形したほうが満足度高そうなので、取り敢えず続けよう。

 

 

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中身。

パン粉をまぶしてしまったが、必要なかった。中身だけですでに完結している。

今度はそのまま焼こう。

 

南瓜パテの奥に見えるのは、芽キャベツにギーをまぶしてターメリックと塩でローストしたものと、エリンギをギーで焼き炒め。こちらの味付けは塩と黒胡椒。エリンギ良い。

 

あと一緒に食べたのは、キャベツとアーモンドミルクのスープ、(相方不在の定番)ひよこ豆と挽き割りオーツ麦のパン。このパンにはひまわりの種と亜麻仁の種を入れて、よりナッティに。

あれ、菜食献立になっていた。

 

 

その後も野菜をローストする時にギーを試し使いしている。

スクワッシュ類(スパイスと共に)、スプリングオニオン(にんにくと共に)、キャベツ(マスタードシードとスパイスと)、ルタバガも良かった。

お気に入りの引き出しが少しづつ増えていくのは楽しい。