アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎簡単なピーナツソースを絡めて食べる南国風ワンプレート

ワンプレートディッシュ。

「ココナツ風味のサーモンに唐辛子とミントを効かせたマンゴーサラダとピーナツソース添え」が一応主菜か。

皿の上全てが口の中で混ざって料理が完結する、といえば聞こえが良いが、

夕食時になるまで何も考えておらず、自分用にあり合わせ素材でババっと作る場合に1皿盛りとなる。

 

この度はマンゴーがあったので南国なイメージで。前回のキウィとアボカドソースに味をしめ、ピーナツソースを楽しみたいという思いで、料理の味を整えた。

その他も味の取り合わせが良かったので記録する。

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・ピーナツソース

材料:

・ピーナツバター
・ライム汁
・塩
・水
・チリペッパー

 

近くのスーパーではセルフサービスのピーナツバター量り売りシステムがあって、ピーナツが装填された機械のボタンを押すと、ソフトクリームのようにうねうねとピーナツバターが出てくるのでそれを容器に受ける。タヒニソース作りの要領でライム汁と水で割って好みの固さに練り、塩とチリペッパーで味を整えた。

ピーナツの甘みを感じられて美味しい。

たっぷり作って適宜取りながら。

 

タヒニソースの作り方↓

imoebinankin.hatenablog.com

 

 

・コーホーサーモン(銀鮭)のココナツライム焼き

ココナツオイルを敷き、サーモンに白ワイン少々、塩、ライム汁、ココナツフレーク、それにマンゴーサラダの余りの玉ねぎ薄切りも散らしてオーブンで焼いて最後に上から皮を焦がして。

 

・マンゴーサラダ

熟れたマンゴーを、赤唐辛子の薄切り、ミントの葉、香菜、玉ねぎ薄切り少々とライム汁で和えただけ。

 

思惑通り、サーモンにピーナツソースを付けてマンゴーサラダと食べるのがかなり良い。

 

・海老と大根と人参とトマトのサラダ

細切り大根と人参と薄切り玉ねぎ少々に軽く塩をしてよく混ぜる。

そこにミニトマト、たっぷりの香菜、茹でて半分に割った海老、ライム汁、生姜みじん切り少々を加えてよく混ぜ合わせる。

時々ピーナツソースと和えながら食べる算段なので、甘みも唐辛子も加えない。

 

 

・浅漬け紫キャベツナンプラー風味

以前に作って冷蔵庫で保存してあったもの。紫キャベツ、塩少々、ライム汁、ナンプラー

こちらも当然のごとくピーナツソースで。

 

あとは海老の茹で汁を水とライム汁で割って大根と生姜と葱を煮たスープ。

 

今度は生春巻きの皮を買ってきて、ワカモレとレタスと海老を包んでこのピーナツソースで食べたい。

 

 

 

✴︎アボカドとパセリとキウィと胡瓜の緑のソース(覚書き)を中心にしたサラダ(紫キャベツのサラダとよく合う)

一人の夜、中途半端な量のパセリとアボカドがあり食欲がイマイチだったので、中途半端に残ってその日に使い切りたかったパセリとアボカドを、手近に纏めてフルーティーなソースにした。

 

ソースと言いつつ味をみるとそのままで食べたいので、掛けずに中心に据えて、作り置きや簡単なものと好きに混ぜたりそのまま口直しとして食べたり。皿の上で爽やかな酸味と甘みと辛みが良い感じだ。

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 ソースは以下材料をブレンダーで粉砕しただけ。

 

パセリ:みじん切りをぎゅっと詰めて150mlくらい

キウィ:1個

玉ねぎ:大玉のスライス1枚をみじん切り

アボカド:大1/3個ほど

胡瓜:イングリッシュキューカンバー5cmくらい

レモン汁:適宜

塩適宜

青唐辛子が欲しかったのだが、玉ねぎを多めにして後で唐辛子を足しながら。

爽やかな喉越し。夏にはこのままスープとしてたくさん食べたい。

 

 

プレートの上のその他

・キヌアサラダ(燻製鱒の下):

茹でたキヌアに塩とタイムと黒胡椒を混ぜて、それをたっぷりのミントとパセリとネギ少々で和えて。

 

・紫キャベツの酢漬け

1玉を刻み、ラディッシュ薄切りと混ぜ合わせ、半分づつ、それぞれ

    ①塩+レッドワインビネガー+アップルビネガー+キャラウェイシード+オレガノ少々、

    ②塩+レモン汁+ナンプラー+赤唐辛子

で和えて冷蔵庫で保存してあり、食べる時にミント、パセリ、コリアンダーやトマト等、好きなハーブや野菜で変奏させて楽しんでいた。

今回は①バージョンにミント。

これが、緑のソースにとても良く合って、お代わりした。

 

・アスパラガスとキノコ炒め

にんにく薄切りとオリーブオイルとレモンの皮と塩と黒胡椒で。

 

これとライ麦ブーレとフェンネルと白豆のスープ。

✴︎キャベツと人参とラディッシュの葉とテンペのスパイス蒸し焼き(覚書き)

キャベツと人参とテンペの蒸し焼きが美味しかったので忘れないうちに記録。

野菜は深い容器で蒸し焼きにしたかったのでローフ型を使うとテンペが丸ごと乗せられて良い感じだった。

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イメージしたのはいつも作り置きする「重ね煮」の変奏で、重ね焼き。キャベツと人参とラディッシュの葉をギーで。

容器にギーをたっぷり塗って、千切りキャベツにマスタードシード少々を混ぜたものを2/3ぐらいまでぎゅうぎゅう詰める。全体にターメリックを散らし、その上に人参の千切りをぎゅうぎゅう重ね、残りのギーをなすりつけ、塩、フェネルシードを全体に散らして先にオーブンへ。半分くらい火が通ったと思ったら洗ってざく切りにしてあったラディッシュの葉を載せてオーブンに戻す。

 

テンペはスーパーに流通している市販品。これを少量の赤味噌マスタードを溶いた少量の水で蒸し茹でにしたあとにギーを塗り、クミン、コリアンダー、カイエンペッパーをまぶした。

そして野菜重ね焼きのラディッシュの葉の表面から生っぽさが無くなったころ、蓋のように載せてそのままオーブンで焼き通す。

 

ほんわりと蒸し焼き上げられた野菜に豆くささとスパイスが絡んで予想以上の美味しさ。

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ラディッシュの葉の漬物っぽい香りと歯ごたえが良いアクセントになった。

 

ミントとラディッシュをたっぷり混ぜ込んだベビーリーフサラダを添えた。

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食べ始めるとやまらない。辛うじて、翌日味がこなれたのを楽しむために少し残すことができた。

 

 

ところで、自分の食卓に見合うように勝手気儘な使い方をしているギーだが、久しぶりにインド人おばあちゃんに会った際に使い方を聞いてみた。

インドでもエリアによって使い方はそれぞれで、おばあちゃんのエリアではデザートに使うことが主で、後は豆とご飯の上に垂らしたり、今は家で作っているがそれはチャパティに塗る用、とのこと。また神棚に供える蝋燭にしている、と小さな燭台を見せてくれた。

あと一切のオイルを使えない宗教的な期間があり、その時はもっぱらギーで調理する、というのも興味深かった。