アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✳︎蒸し茄子の黒胡椒味噌(覚書き)、鱈の薄味煮付け、機内食「フルーツミール」

茄子の煮浸しを参考にさせてもらった時、蒸し茄子の黒胡椒味噌かけも気になった。

https://www.sirogohan.com/recipe/kuromisonasu/

 

「茄子の皮を剥いて蒸す」というアイデアが自分に無かったのと、味噌に半量の砂糖、粗挽き黒胡椒を加えて、水で練る味噌ダレにも興味があった。

 

レシピではレンジ加熱だが、私は皮を剥いた茄子と少量の水と一緒に鍋に入れて蒸し煮に。

茄子が甘くて驚いた。

オリジナルでは上からかけるだけだが、うっすらと和えて、食べる時に追加で好ましい味付けにした。

f:id:pyopyopyon:20171021001517j:image

自分の和食では出汁が優った薄味なので、いつもレシピを参考にすると味付けの濃さに驚く。だが新鮮で良い。

 

 

 

その前日に作った茄子の煮浸しも少し残しておいた。

f:id:pyopyopyon:20171021001409j:image

書きそびれたが茗荷も火を止める直前に加え、冷やしながら味を染ませていた。

茄子も茗荷も円く味が染み渡っていた。

 

 

鱈の煮付け、というより蒸し煮か。

酒、昆布、水、大根をゆっくり加熱した出汁に、醤油と生姜を加えて煮立たせて鱈の身投入。椎茸は焼いたのを。

f:id:pyopyopyon:20171021003112j:image

 

ぞうつけない(大きくて雑、みたいな感じ。阿波弁)ので写真を載せるのを躊躇ったが載せる。粗野、大雑把、より私的には「ぞうつけない」がしっくりくる。

 

 

 

おまけ。

 

今回の帰国チケット手配の際、機内食を「フルーツミール」にしてあった。

本当に、全てが果物で驚いた。

 

・夕食

f:id:pyopyopyon:20171021003336j:image

なぜかお供にマーガリン。

 

 

・間食

f:id:pyopyopyon:20171021003412j:image

 

 

・朝食

f:id:pyopyopyon:20171021003500j:image

 

毎回、どの器も隙なくギッチギチに詰まっていて、ずしりと重い。

固いパイナップル、オレンジ、葡萄、キウイ、メロン、アクセントに西瓜、の繰り返し。

残念だがついに朝食は完食することができなかった。

 

だが体調には良かったようだ。

あればまた頼むかもしれない。

 

 

✳︎茄子の煮浸し(覚書き)、✳︎蒸かし芋に海苔&ハリッサ&青海苔風味、茗荷と若布と胡瓜の酢の物、大根とルタバガとネギの味噌汁

中東コミュニティの町のグロッサリーストアでハリッサを買った。

以前自分で作っていたが、買うのは初めて。

作り方↓ 

imoebinankin.hatenablog.com

 

作ったものはラム肉に付けて焼いたり、サーディンとトマトと煮込んだり、豆や地中海野菜と煮込んだりしていたが思えばどれも美味しかった。

ハリッサ の検索結果 - アメリカ生活 お野菜たっぷりご飯の記録

 

ところが今回買ったものは、和食に合う。なぜだか記憶の遠くにある「かんずり」の味わいと重なるようだ。

 

味噌や醤油とちょっと混ぜて。或いはそのままで芋や魚や納豆や、はたまた野菜の煮物にちょっと載せたりと重宝に使っている。

いきなり食べかけの写真を失礼、

f:id:pyopyopyon:20171020000122j:image

海苔の佃煮と糸青海苔と共に、蒸した里芋(エクアドル産でホクホクしているのでやや違うが)にとてもよく合う。

 

 

 

✳︎茄子の煮浸し

f:id:pyopyopyon:20171020000305j:image

こちらを参考にして、https://www.sirogohan.com/recipe/nibitasinasu/

揚げず多めのオリーブオイルで焼き付けた茄子に、濃い目に味付けした出汁の味を染ませて。

相方に好評。

フライパンに油を敷き、中火で潰し生姜で匂いをつけるのだがこれが良い具合に効いた。

最初に茄子の皮を下にして敷き並べることで、確かに色も綺麗。

味付けは少し甘さを控えめとした。

(およそ出汁250ccに醤油 大匙2.5, 味醂 大匙2.5, 砂糖 小匙1くらい)

 

 

 

・茗荷と若布と胡瓜の酢の物

f:id:pyopyopyon:20171020043859j:image

1年ぶりの知り合いが、採れたての茗荷を回してくれた。

ふっくら艶々、文字通り艶めかしい。前日は酢味噌を和えて食べた。

強く尖っているかと思った香りがむしろ円やかで驚いた。

 

昨年徳島で買った干し海老。そろそろ使い切ろうと、2倍の水で戻して出汁を取り、米酢がないのでレッドワインビネガーと醤油少々、生姜みじん切りで汁を作って、戻してざっくり切った鳴門若布とイングリッシュキューカンバーと茗荷を海老ごと和えた。

 

 

・冷や奴

f:id:pyopyopyon:20171020044817j:image

豆腐というより、薬味を食べたかった。

謂わば豆腐は出汁と薬味との繋ぎである。

茗荷、紫蘇、葱の微塵切り、下ろし生姜、徳島の岩海苔を干したもの、たっぷりの鰹出汁に醤油を数滴、ライム汁を絞って。 

器は越前でデザイナーAさんに頂いたお酒の器で肌合いと形がとても気に入っている。

 

 

・ルタバガと大根の味噌汁

f:id:pyopyopyon:20171020045245j:image

前のスープと極めて似ている。出汁は昆布。大根と共にゆっくり煮出す。

遅れてルタバガ、最後に葱。食べる前に味噌を溶き入れ温めて、小口切りの葱。

この組み合わせは時折食べたくなる定番。手軽で良い。

 

 

あと何かあった気もするが、写真がない。

鱈でもあったも知れないが、これで満足していた気もする。

 

 

 

 

 

鱈の蒸し焼き:平茸とネギ添えの2バージョン、ケールとルタバガとレンズ豆のスープ

日本から戻って1週間ほど経ったある日、fresh & wildの鱈がセールだった。

私はこの2単語(いや、sale合わせた3単語)が並ぶとめっぽう弱い。

1日目はココナツオイルでネギとヒラタケを炒め始め、塩麹、ライム、ターメリック、クミン、チリペッパーで下味を付けた鱈を入れて、酒を振って蒸し焼きに。最後に醤油を数滴。ココナツオイル&ネギ&白身魚&ライムは自分の定番。

 

 

 

2日目、トマトを使う。 

f:id:pyopyopyon:20171018031756j:image

鱈に塩麹とレモン汁をまぶし、薄切りニンニクを表面にさっと撫で付けておく。

オリーブオイルでそのニンニク、ネギとヒラタケを炒め、角切りにしたローマトマトをざっと炒め合わせてタイム、オレガノ、ほんの少しのチャイブを入れて蓋をする。トマトが煮崩れて良い匂いがしてきたら鱈を入れる場所を作って火を強め、オリーブオイルを足して鱈の表面を焼き付ける。また蓋をして少し火を通して、火を止めそのまま少々休ませる。

皿に移したら最後に黒胡椒とチーズのアクセントを。

 

 

 

2日前に作ったケールとルタバガとレンズ豆のスープ。

f:id:pyopyopyon:20171018032144j:image

 大根、人参、玉ねぎ、生姜をオリーブオイルで炒めて少量の水でゆっくり煮て、少し遅れてルタバガ、ケールの茎の輪切り、レンズ豆を戻し汁ごと追加。味付けはターメリック、ホットパプリカ、シナモン少々。ざく切りケールの葉を加えて暫く煮る。

日増しに味が滲みて良い感じとなった。好評。

パルメザンチーズをたくさんかけて食べるのが気に入っていた。