アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

★美味しいが課題あり:小豆とミレット(きび)のスパイス焼きパテ、あるいは小豆きび団子(試作中

先日、小豆を茹でた時の思いつきで、クミンと合わせてパテにしてみることにしました。

軽くググると、幾種類もペッパーが入ったサウスウェスト風だろう味付けのアズキビーンバーガーという商品がありました。(こちらでは主にベジタリアン仕様の豆のバーガーやソーセージの類は種類もあります。買ったことはありませんが。)
で、その小豆ビーンバーガーの原料の一つにミレットというものがありました。ヒエ、とかキビ、とか雑穀を指す言葉のようです。
スーパーで見かけたので買って茹でてみました。
見かけから調べてみると、買ったのはキビのようです。
 
茹でたのを食べると、もっちりしながらも少しきな粉のような粉っぽい甘さもあって美味しい。
 
 
これを小豆と組み合わせました。「小豆きび団子」と呼んでおきます。

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材料:
・ミレット(キビ):100g (うち2/3くらい使ったので60gくらい)倍量の水で水分が無くなるまで茹で、15分ほど蒸らす)
・大豆:茹でたミレットの倍くらい
 
・ココナツオイル
・にんにく:大1片
・生姜:ニンニクと同じくらい
・人参:1本(みじん切り)
・玉ねぎ:人参と同量くらい(みじん切り)
ハラペーニョペッパー(青唐辛子):1/4本(みじん切り)
・ネギ:1本(みじん切り)
・(アマランサス:大匙1)
 
・クミン粉:小匙1/2
コリアンダー粉:小匙1/4
・カイエンペッパー:小匙1/6〜1/4
・塩胡椒

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作り方:
1.小豆をたっぷりの水で柔らかくなるまで茹でる(50分位)、ミレットは倍量の水で茹でて(15〜20分くらい)、10〜15分そのまま蒸らしておく。
 
2.その間に人参、玉ねぎ、ニンニク、生姜をみじん切りにし、ココナツオイルで炒める。柔らかくなればネギみじん切り以下の全ての材料を入れて炒める。(アマランサスを入れたので小豆の茹で汁を少し足し入れました)

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3.2に1のミレット、その倍量ほどの小豆、ココナツオイル少々を入れて潰すようによく合わせる。
 
4.フライパンにココナツオイルを熱してパテ状にした3の両面を焼く。
 
・・・と書いておいてなんですが、このプロセスは改善の余地あり。予想はしていましたが、ネタがホロホロ崩れてパテ状をキープできない。 なんとかまとめてフライパンに載せても、焼き固まらずひっくり返すとくずれてしまう。
子供の砂遊びのよう。
途中で諦め、残りは団子状に形成し、オーブントースターとココナツオイルを引いたアルミホイルで焼きました。
 
でも、その崩れたのをつまんでみると美味しくて手がとまりません。このままでも良いのではないか?サラダやご飯にかけるかピタパンに挟むか、はたまたスナックか、と少し巡らしましたが、味も形も食べるスタイルも、何かに当てはめると違和感がある。
そして思ったのは、料理は形が先に来るということ。いままでずっと味が重要と思っていましたが、その味を支える形(形態)に引っ張られて、味がまとまっていく。
 
思えばパテにしたかったのは、食べやすさというより、
「細かいものがボリュームを伴って、口の中で崩れる、ほどける」ことを楽しみたかったのだな、と。
 
考えがまとまらなくてすみません。
一応、次回への解決策を記し、終わりにします。
 
ちなみに、崩れかけだけど崩れなかったパテ、やっぱり美味しかったです。
 
次回へ
1.上記1の茹でた小豆とミレットを、先にココナツオイルとスパイスを混ぜて潰しておく。
(形を残した小豆が口でホロリと解れるのがまた美味しいので、潰しすぎないように注意する。)
 
2.野菜の量を減らす
 
 
もしそうすることで美味しさが軽減したら、別の考え方をしようと思います。
 
辛うじて形を保ったパテは以下↓。