アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎鮭缶でフカフカなサーモンバーグ、オレンジとフェンネルとオレンジパプリカと玉ねぎと生姜のミント風味サラダ

味をつけていない鮭缶は、日本ではポピュラーなのだろうか。こちらでは安価で入手しやすい。医療系DMに載っていたレシピを試してみた。

作ってみると焼く時の匂いも良く、仕上がればふっくらフカフカ、口に入れればジワーっと鮭や野菜の旨味・甘みにカイエンペッパーの香り高い辛味が立ち上る。メリハリありつつなんとも優しい味で、ガーリッキーなソースと共にかなり気に入ったので、記録しておく。

材料:

・鮭缶 1缶(417g)、または加熱した鮭445g

・ねぎ 2本 :みじん切り

・卵白 2個分(*私は全卵1個)

・コーン缶詰 1/2カップ

・赤パプリカ 1/2個(こちらのは大きい。日本だと1〜2個?):細か目の、ダイスカット

マスタード 小匙1

・カイエンペッパー 小匙1

・全粒パン粉 1/4(*私はライ麦クラッカーを砕いて代用)

・アボカドかココナツオイル 大匙1

 

ヨーグルトソース

・無糖ヨーグルト 1/4カップ

ディジョンマスタード 小匙2

・ガーリックパウダー 小匙1/2

 

手順:

① 鮭の身をほぐし、そこにオイル以外の材料を全て混ぜ合わせる。

 最低15分、冷蔵庫で寝かせる。

② 4等分し小判状に形成する。両面をパン粉ではたく(分量外。)

③ フライパンに油を敷き、中火で温める。②を加え、外側がきつね色になるまで焼く。(約3分)ひっくり返してさらに2分焼く。

④ 食べる時にソースをかける。

 

一緒に盛ったのはキヌアタブーリ。付け合わせとして、良かった。

 

その時一緒に食べたサラダ

オレンジ、フェンネルの薄切り、オレンジパプリカ微塵切り、生姜少々に、ミントソースと青臭いオリーブオイルをかけて。サーモンとオレンジ、よく合います。

 

重ね煮スープ

鍋底から、マッシュルーム、ダイナソーケール(タスカンケール)、パプリカ、人参、生姜、の順にぎゅっと重ねて最後に塩パラリ、蓋をして中火〜弱火で材料が柔らかくなるまで煮る。(重ね煮)。冷蔵庫に保存しておき、今回は煮汁に水少々を足して温めただけ。滋味、甘み、の一言に尽きる。黒胡椒がよく合う。

✴︎フェンネルとルタバガのピューレ&スープ、マハレブ、コリアンダー、オレンジ風味(保存用)、

フェンネルの茎とルタバガのクリーミーなスープ、随分久しぶりに作るとあまりに美味しく、また作るように。

フェネルの芳香に、煮ると程よく甘く、少し土っぽいような、蕪のほのかなフレーバーがあるルタバガ、甘みを引き立たせるのがコツだ。以前はギーで炒めていて、これもとても気に入っていたが、このところは「重ね煮」したものを使う。

林檎やオレンジ、アーモンド等、果物やナッツともよく合う。

この度、舞茸ともよく合うことを発見した。仕上げにシャキシャキの生のフェンネルと加熱した舞茸の香りを乗せて。

 

 

材料:

A

・マッシュルーム(好みで数個〜1パック)

フェンネル:1株

・ルタバガ:大半分

・生姜:好きなだけ(薄切り)

・塩 パラリ

 

B

・オレンジ皮:好きなだけ

コリアンダー粉:適宜

・マハレブ粉:小匙1/4

・フェネルシード:小匙1/2

・(オプション)アーモンド:好きなだけ

C

・(オプション)粒アーモンド:2~3個

・(オプション)カイエンペッパー

・好きな乳(豆乳、アーモンドミルク、牛乳など)

 

D トッピング

・舞茸:適宜

フェンネルの茎の薄切り。

・オリーブオイル(オプション)

 

 

手順:

1  Aを重ね煮する:小さめの鍋の底から書いてある順番で、薄切りにした材料を重ねてなるべく隙間がないよう詰めていく。焦げつき防止のために少し水を加え、材料の一番上にパラリと塩を振り、蓋をする。

2  最初は強めの中火、ブクブクし始めたら火力を弱め、一番上の素材が柔らかくなるまで煮る。(30分ほど)

 

3 煮終わったら、2にBを加えて全体を混ぜ合わせ、(時間があれば)蓋をしたまま置いておく。(時間がなければそのまま4へ進む。)

4  3を一回り大きな鍋に移し替え、3が浸るか浸らないかほどの水を加えて煮る。沸騰直前で火力を落とし、5分ほど煮る。*

 

5  火を止めて、Cの材料を加え、ブレンダーでなめらかにする。弱火で全体を温める。 

6  トッピングの舞茸はレンジ加熱でも、ソテーしても。

 

 

*水分を少なく少し硬めにしておくと、ピューレとしても美味しい。ちなみに缶詰のサーディンと驚くほどよく合う。冷蔵庫に保管する際も場所を取らないのでおすすめ。スープとして食べるときは水を足せば良い。

 

ちなみに上記と食べたこれも気に入っているサラダ。

・ラディッキョ(縦切り)・オレンジ(輪切りを1/4に分割)・オレンジパプリカ(薄切り)・フェンネル(薄切り)・きゅうり(薄切り)・ラディッシュ(薄切り)・キヌアタブーリ(作り置き)・ブロッコリースプラウト

 

適当な分量で和えて、

・オリーブオイルとホワイトワインビネガーを回し掛け、炒りごまをふりかける。

ブロッコリースプラウト胡麻が合うが、実はラディッキョと胡麻も合うと思う。

 

✴︎甘さは柿だけ!マハレブ、オレンジ、アーモンド、ココナツ粉が香る絶品柿ブレッド(レシピ覚書)

昨年の秋、熟した富有柿をブレンダーでピューレにして冷凍しておいたのが出てきた。

私の定番バナナブレッドのバナナを柿に置き換えて、イースターということマハレブを使って作ったショートブレッドが想像以上に美味しかった。

マハレブとオレンジピールとアーモンドの組み合わせで風味を作り、ココナツ粉のふんわりした甘みとレーズンの甘酸っぱさを足して、甘味料無しでも十分に甘かった。

ちなみにマハレブとはマハレブチェリーの種の仁。ホールより粉末で売られていることが多い。(過去のマハレブ記事は最後にリンクを貼ります。)

材料

スペルト粉 1カップ

ココナツ粉 大匙 4

マハレブ 大匙 1

ベーキンパウダー 大匙 1

ベーキングソーダ 小匙 1/2

塩 小匙1/8

オレンジ皮針状切り 適宜(オレンジ色の部分を削いでから。市販のオレンジピールでも)

アーモンド   10〜15粒(砕く

レーズン 好きなだけ

 

柿ピュレ 1 カップ

フラックスシード 大匙 1  +  水 大匙 2〜3

ヨーグルト 1/4 カップ

バニラエッセンス 小匙 1/2

 

オレンジ皮薄切りの針状切り(仕上げ)

 

手順 (オーブン360F 約180℃)

1  スペルト粉〜レーズンまでの材料をよく混ぜる。

2  柿ピュレ〜バニラエッセンスまでをよく混ぜる

3  1と2をざっくり合わさるよう混ぜ、耐熱容器に移し入れ、針状に切ったオレンジ皮をさらにばら撒く。

4  3を温めたオーブンで焼く。竹串を刺して何もついてこないくらいに。ココナツ粉を活かして表面はこんがり気味に焼くとほろりとクッキーのような食感が楽しめる。

 

マハレブ写真入り記事

https://imoebinankin.hatenablog.com/entry/2017/04/16/223442

 

基本のバナナブレッド

https://imoebinankin.hatenablog.com/entry/2015/01/27/111437