3月13日、14日の夕ご飯:ポソレ(メキシコのポークとジャイアントコーンのスパイス煮込み)、ワカモレ、サルサその他
昨年、ニューメキシコへ旅行した時にはいくつもの感動がありました。
まずは大地と空の広さと表情の豊かさ。
次にアメリカ先住民のカルチャーや存在が大きく息づいていること。
そして・・・チリペッパー(唐辛子)のおいしさと風味の豊かさです。
チリを使った美味しい食べ物がいろいろ有りましたが、あまりの美味しさに感動したのが、じっくり煮込まれたポークとMaiz(マイース、白い穀物コーン)が主役の、Pos(z)ole(ポソレ)というスパイシーなシチュー。
「マイース」は、石灰でアルカリ処理された白いジャイアントコーンです。馴染みのある「スイートコーン」とは全く別ものです。例えて言えば粉ふきいものような、里芋のような・・・適度なほくほく感と粘りを持ち、独特の食感があります。この食感、はまります。
とにかくもう一度食べたくて、現地でポソレ用調合スパイスを買って帰りました。
缶詰ですがようやくマイースも入手できたので、作ってみました。
食卓の光景。
(ポソレはどこに・・・??)
たくさんの生野菜。これをどうするかというと・・・
なんと、ポソレに入れます。熱々の汁の中にたっぷりの生野菜を入れるのが、ポソレの食べ方です。
代表的な野菜を入れてみました。
・キャベツ
・トマト
・アボカド
・玉ねぎ
・シラントロ(コリアンダー)
・フレッシュグリーンチリ
こんな風に、好きなものを入れて、ライムをたっぷりと絞って。
ニューメキシコで食べた時にはこんなにトッピングはなかったので、「冷たいものを入れて、おつゆが冷えてしまうのでは?」と実はちょっと半信半疑でした。なので少なめに切りましたが、こってりとスパイシーなお汁に生野菜のフレッシュなジュースがすごくよく合って、もう、汁の熱さなど問題ではなくなる美味しさです。
特に一番疑惑の目で見ていたキャベツとラディッシュがとても美味しかった。(キャベツさん、ラディッシュさん、ごめんなさい。)
お野菜が足りなくなって、追加して、お汁もお代わりをして食べました。
今回のワカモレはトマトの代わりにパプリカを使用。これは最近のヒットです。
またレシピ(覚え書き)を上げようと思います。
これをポソレに入れても美味しい。
トマトのサルサ。
トマト、シラントロ、玉ねぎ、フレッシュグリーンチリ、ライム汁、塩胡椒でさっぱりと。
トルティーヤチップに付けたり、
相方はパンにチーズとツナを載せて焼いて、その上にトッピングして楽しんでくれました。
チリペッパーの話を書いていたのですが長くなったので、それは別エントリーにすることにします。
本当に美味しかった。
今度はポソレミックスを使わずに、自分で丸ごとチリを使って調理してみたいです。