✴︎(保存版)本格メキシカンシチュー「ポソレ」(レシピ)
前回から続く→
ポソレを1から作ってみたくて、ニューメキシコで乾燥ポソレ(マイース)と丸干し巨大チリペッパー(唐辛子)を買い求めてありました。
このシチューは、乾燥ジャイアントコーンである「ポソレ(マイース)」、豚肉、丸干しチリペッパー、の3つの素材を別々に調理し、それらを合わせて作ります。
サンタフェ近郊、チマヨという街(チリペッパーで有名)の有名店のレシピを見つけたのでそちらを参考にしました。→★
分量は、レシピ半量のイメージです。
では、スタート!
①ポソレの下こしらえ
乾燥ポソレは水に一晩つけておきます。(12h〜)
ポソレ450g(一袋)に対して、玉ねぎ中一個(4等分)、塩小さじ1と火にかけます。
ポソレ1に対して水の割合は2です。
、沸騰したらやや火を弱めて1時間半くらい、ポップコーンのようにポソレが割れて「花開き」始めるまで、煮ます。
水がかなり減ったので、途中で少し足しました。
これくらい開くまで。
半量使い、半量は冷凍しました。
②ポークを煮込む
ポークの部所はショルダー、バラ等も使うようですが、私が脂身が苦手なため、比較的脂身の少ない箇所(ポークロイン)を使いました。
ポーク650〜700g(ぶつぎり)、ニンニク2片、ローリエ1〜2枚、クミンパウダー小さじ1/2、玉ねぎ中1/2個(みじん切り)、を蓋をせずに火にかけ、沸騰したら蓋をして中火で1時間半くらい煮込みます。(塩は最後に小さじ1/2ほど入れました)
このブロスを1カップ〜2カップ、チリペースト用に分けます。
③チリペーストを作る
多くのレシピに倣ってAnchoと Guajilloという2種類のチリを使いました。今回はレシピの半量なので、5本使用。
乾燥したまま洗って、中の種と軸を取り除いておきます。
②のポークブロス(1カップ〜チリが浸るだけ)で、チリを20〜30分(柔らかくなるまで)戻します。
ニンニク2片を足して、ブレンダーでペースト状にします。
①②③、全て用意ができたら、一つ鍋で仕上げます。ポイントはポソレの固さです。火が通っていないとかなりチュウイーなので、ホクホクになったら火を止めます。
今回は念のために40分ほど煮ました。水分が少なくなったので途中で足しました。
*ただし、あまり長時間煮ると辛さが飛ぶので、ポソレの準備段階で確実に煮てしまっておくのが良いかもしれません。
ということで、とっても時間がかかりますが、火任せで手間自体はそれほどかかりません。
そしてとにかく美味しい! 本格的!
(乾燥ポソレを使わなくても、缶詰を使えば簡単です)
ポソレとどこかで出会った時、この記事がお役に立てたら嬉しいです。
関連記事
良かったら、こちらもどうぞ:
ニューメキシコのチリペッパー(唐辛子)について(体験談) - アメリカ生活 お野菜たっぷりご飯の記録
番外編:ニューメキシコ光景 - アメリカ生活 お野菜たっぷりご飯の記録
3月13日、14日の夕ご飯:ポソレ(メキシコのポークとジャイアントコーンのスパイス煮込み)、ワカモレ、サルサその他 - アメリカ生活 お野菜たっぷりご飯の記録