阿波のくに 〜初秋に舌鼓〜 ③
徳島では、キッチン付きの一軒家に滞在しました。
目的は、父のお誕生日に、徳島の素材にこだわった巻寿司とお料理を作ること。材料は、市場や地元食材/加工品のアンテナショップ、そして有名な朝市で求めました。
「びっくり日曜市」は、問屋さんの軒の連ねる敷地「問屋街」で、日曜の朝だけ開催されます。
野菜、果物、お米、お魚、ちりめん屋、干物、お惣菜、椎茸屋さん、おはぎ/ぼた餅、古物商から釣り具、農具、衣類、あらゆるもののお店があります。
7時過ぎに着くと比較的すいていましたが、7時半を過ぎると混んで来ました。
買い食いも楽しみのひとつ。
シーズンの、鮎の塩焼き。甘塩で、身はふっくらと甘い。
お寿司、天ぷら、おでん、コーヒーなど、屋台もたくさん出ています。
名物、100円キャベツ焼き
キャベツ、てんかす、小麦粉担当の3名が鉄板の周りをちょこまか動きながら、分業で手早く仕込んで行きます。
キャベツの甘みとさくさくの皮がとても美味しいです。
おじさまに人気のおでん
金魚やメダカも売られてます。
買い物に忙しかったので、あまり写真がありません。
徳島は椎茸の産地でもあり、椎茸屋さんのてんぷらがとても美味しかった。
あと、「もちきび」という、赤いとうもろこしを「塩水だけで30分煮た」ものも、お赤飯のようで、病み付きの美味しさでした。
ちなみに、翌朝は朝市の戦利品の一部でご飯を。
(左上から時計回りに)
茹で小エビ(干しえびの材料になる、アカエビ)と釜揚げしらす、椎茸グリル、ふかし芋、おねぎとミョウガの味噌汁、こだわりの放し飼い卵、生姜天(さつまあげ)、徳島産コシヒカリのご飯
何にでも、すだちをたっぷり絞っていただきます。
宿の窓からの、風景
道を挟んでお向かいは田んぼ。
稲刈りが始まっていました。
徳島は、全国にあまりアピールをしませんが、お米もお野菜もお魚も、食べ物がとにかく美味しいのです。