ChimayoからSanta Fe(サンタフェ)へ ニューメキシコ再訪④
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チマヨ周辺は基本的に荒野です。
少し木立の中の道を走るとふたたび見晴らしのよい一本道の山道へ。周りには空以外に何も無く、眺めは絶景です。
この自然とスカスカ感が心地よく、そして何か気持ち良い「気」が満ちている気がするのです。
その景色の中の一番高い岩の上に、十字架が立てられているのをしばしば目にします。
だいぶん、山を下った景色。まだスカスカ。
お昼は適当に目についた地元の食堂へ。「ロードランナーカフェ」。
ちなみに、ロードランナーはニューメキシコ州のシンボルの鳥で、時々猛スピードで走っているのを見かけます。
サイドディッシュに「ポソレ」があったので頼んでみました。
ポークの小さな切れが入っていました。多分、ポークのブロスで煮ただけでしょう、塩気もありませんが、素朴な旨味とぽくぽくとした歯ごたえがとても美味しかったです。
サンタフェで泊まったのはLas Palomas。今回で二回目の宿泊となります。
観光の中心地からは少し離れた落ち着いたエリアにあります。
大きなビルではなく、小さな家が集まった宿です。
インテリアも一部屋ごとに違っていて、ヴィンテージの調度が使われていて
とても可愛らしい。
画面には入りませんでしたが、壁をくりぬいて作った暖炉がついています。
余りにも居心地が良いので、夜ご飯は外食をせずに買って来て、テラスとお部屋で食べました。
このチリビーンズがとても美味しかった。
他に、サザンウェスタン風味のサンドイッチやサラダ、果物、現地のスナックなどなど。
旅先で買い物してお部屋で食べるの、実は結構好きです。
食べたら元気になったので、夜の街をぶらぶらと散歩。
買い物に興味はなくても、へんてこりんなディスプレイが多いので、夜の窓を覗くのはなかなか楽しい。
木の彫刻にサソリのはさみが張りついて、周りにナイフが突き刺さっています。
夜はアナザーワールド感が特に高まって、何かが動き出しそうです。