お野菜たっぷり鶏団子スープ、カボチャの煮物withテンペの肉味噌風、ほうれん草のゴマ和え、メカブの三杯酢
ぎょうざかお好み焼きを考えていましたが、お昼が炭水化物メインだったので、夜はお野菜メインの献立にしました。
ひさしぶりに作った、鶏団子スープ。
鶏団子は地鶏の胸、しいたけ、青ネギを同量くらいのみじん切りにして、生姜、酒、醤油と塩麹。それに、大根、にんじん、白菜、キクラゲ、ごぼう、椎茸、生姜、味付けは茅の舍の野菜だしと酒少々。
材料は全て包丁でみじん切りにして、手で粘りがでるまでよく混ぜます。手で切るのは手間がかかりますが、できあいのひき肉やフードプロセッサーで作るのとは、ふっくら感がまったく違うのです。
野菜もことこと煮込んだのでとろけるように甘く、ごぼうの風味がよく効いて、鶏団子の出汁と相俟って、薄味でも味わい深くてとても美味しいです。
ほうれん草の胡麻和え
胡麻を炒ってから、すり鉢でねっとりするぐらいしっかりすって、砂糖1と出汁1と醤油0.5くらいで合わせました。胡麻の香りが高くて美味しかったです。
かぼちゃの煮物、テンペの肉味噌風
かぼちゃは濃いめの出汁で薄味に炊き、テンペの肉味噌風を別に作って合わせました。
どちらもほくほくしてとても美味しかったです。
メカブの酢の物
カボチャを炊く前に取ってあった出汁で、急遽メカブを戻して和えました。
今回合わせ酢が言い感じだったのでメモします。
鰹出汁4:米酢3:醤油3/4:砂糖(黒糖液)1/4
出汁を多くすると、お酢の苦手な相方にも好評でした。色が寂しかったので、乾燥マンゴーを刻んで載せましたが、甘酸っぱさがよくマッチしました。
地味な献立ですが、やけに時間がかかりました。
和食は手間がかかります。でもその手間の分だけ、確かに美味しくなります。
そして、そういうお料理をいただくと、心も満たされる感じがします。
ごちそうさまです。