鮭の昆布巻き、海老の艶煮、焼き銀杏(今年のお節料理作り方メモ)
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調味料をできるだけ減らす、というテーマで作った今年のおせち料理。
まず、中央に据えたこちらのお皿です。
鮭の昆布巻き
初めて作りました。参考にしたのは、
意外にシンプルッ! にしんの昆布巻き|北海道ぎょれん - YouTube
です。
以下、変更メモ。
・コーホーサーモン使用
・手持ちの昆布は30cmくらいしかなかったので2重巻きに。
・砂糖、みりん、酒、醤油はそれぞれ昆布巻き同量比で1/2ほどに減らす
(・干し柚子皮を一緒に巻くつもりが、忘れた。)
鮭の身を1.5〜2cm厚に切り、昆布を2重にして二切れづつ巻き、塩で揉んで塩気を洗い流した干瓢で巻いて縛る。徳島で買った干瓢が分厚く幅広だったために、一巻きにしました。
巻き終わると想像以上に太い。煮上がってもその太さは変わりません。
他の素材との比較するとよく分かります。
切って立てると、「どすこい」というかけ声が聞こえてくるかのよう。まわしを締めた横綱を思い起こさせます。
味はかなり薄味で一般的な「昆布巻き」とは別物でしたが、むしろ鮭と昆布本来の味で、調味料の味ではないのが気に入りました。
食べる時には生柚子の皮、唐辛子、また山葵でも美味しかったです。
しかし一つでお腹にたまります。今度はもう少し細めにしてみよう。
薄味の煮汁は後に相方の雑炊となりましたが、こちらも大変美味しかったです。
・海老の艶煮(今年のメモ)
酒1/2カップとみりん大さじ2を沸騰させてアルコールを飛ばし、これを昆布だし(1.5カップほど?)、ブラウンシュガー液大さじ1/2弱、醤油大さじ1/2強に合わせて一煮立ちさせたら、海老6尾を入れて沸騰しかけたら弱火に落とし、海老に火が通れば火を止めて、そのまま煮汁ごと保存して味を含ませました。
汁の量が多かったので、海老が吸った醤油はごく僅かと思いますが、こちらも上品なお味に仕上がりました。相方は美味しいと喜んでくれましたが、個人的にはちょっと単調だったので、今度は生姜を一緒に入れて煮てみたい。美味しい生姜煮ができそうです。
海老の出汁が染み込んだ甘めの煮汁は、里芋に合いそうなので取っておきます。
・焼き銀杏・・・パック入の水煮銀杏の水気を拭き、それぞれを醤油を付けたスプーンの腹でなでてほのかに醤油の香りを付け、挽いたチポトレチリペッパーを振りかけてオーブントースターで表面が少しぱりっとするまで焼いただけです。美味しかった。