アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎イースター:(覚え書)✴︎卵モチーフ前菜盛り合わせプレート、人参スープ、ラムのミント風味グリル、ルタバガと人参と干し杏のロースト

27日はイースターだった。
イースターは正月、節分、雛祭りと同様に、小細工料理で祝いたくなる日。
出掛ける予定があったので何もしないと思ったが、気が向いたら前菜プレートだけは作れるようにと少し準備をして行った。
結局、帰りにラムを買い、調味液を作って浸し、デビルドエッグが好きな相方に「卵は無いの」と言われて乗り、となんだかんだで色々作った。
材料は家にあるもので置き換えながらだったが、どれも美味しくできたので記録する。
 
・前菜プレート
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詳細:
・黄金ビーツとディルのサラダ(前日に用意)
千切りビーツに塩を振ってもみ、蜂蜜、レモン汁、ディル、干クランベリーで和えた。
 
・キャベツコールスロー(朝に用意)
千切りキャベツ、ディジョンマスタード、ライム汁、香菜、塩少々をよく混ぜる。
 
・卵型ポテト(朝)
茹でたジャガイモをつぶしながら粒マスタードとホワイトシャンパンビネガーを合わせる。フライパンで玉ねぎを炒め、粉チーズ少々で味付け。
玉ねぎの炒め具合がものを言う。甘みを十分に引き出しつつ、くったりする手前で止めて歯ごたえを残す。
上記の芋、炒めた玉ねぎ、グリークヨーグルト、塩胡椒、ゴーストカレーパウダー(辛い)、レーズンみじん切りを良く合わせた。
 
・卵型の紫芋、黒豆煮入り(朝)
蒸して皮を剥いた紫芋を潰してレモン汁少々を加えて滑らかにし、少量を手にとって平たくのばし、グリーンチリペッパーと醤油少々で煮ておいた黒豆の汁気を切って上に乗せそっと包んで形を整えた。
 
*芋の皮達はトースターでカリッと焼いてサラダに使用。
 
・デビルエッグ(夜に作った)
ゆで卵を半分に切って黄身を取り出す。黄身にグリークヨーグルト、赤唐辛子、レモン皮、ミントのみじん切り、レモン汁、クミン、塩胡椒を合わせて白身に戻した。
 
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鳥の巣の雰囲気は芋の皮を焼いて。パリパリと美味しい。
下に敷いた黄金ビーツのサラダとキャベツコールスローを混ぜながら食べるとかなり良い。新たな発見。
紫芋と黒豆煮には少々塩をつけて食べると和菓子風味。スパイス効かせたデビルエッグも好評。
 
 
 
 
・人参スープ
野菜の甘み凝縮、生姜とレモン汁が締める。
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人参2、キャベツ1の割合、生姜少々を少量の水でゆっくりと煮て、クミン、コリアンダー、塩胡椒少々を入れてブレンダーで好みの濃度と滑らかさに。
野菜の甘みがぎゅっと濃縮されるので味付けは控えめ。食べる時にレモン汁を絞るのが秘訣。ディルとローストしたクルミを混ぜて。
 
 
 
メインディッシュ=ラムのグリル、人参とルタバガのロースト
どちらも会心の出来だった。
 
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・ラムのグリル
ミントソースと香菜みじん切りを同量、はちみつ少々を合わせた液にラムを2時間ほどつけておき、十分に温めたグリルパンで、強めの中火で、汁気をきったラムを表、裏、側面と焼く。(今回の肉はChopped Lamb Loin=厚み2.5cmほどで骨つき、5面トータルで10〜12分くらい?)
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これくらいに、焼いた。
 
温めた皿に載せ、熱が逃げないようにアルミホイルでしっかり蓋をして数分寝かしてからサーブ。
ミントと香菜ソースを好みで付けながら。
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肉汁が逃げずに、予熱でうまく火が通る。肉を食べないのに、と相方唸る。
 
 
・干し杏とロースト根菜
人参、ルタバガ(共に銀杏切り)、
エシャロット、干し杏(共に荒みじん切り)
クミン粉、パプリカ粉、シナモン、コリアンダー粉、ジンジャー粉、クローブ(以上、多い順)、
塩胡椒ほんの少々、オリーブオイルを回しかけて良く混ぜる。
400度のオーブンで時々返しながらローストし、最後の方で椎茸を追加して混ぜながらルタバガが甘くなるまで火を通す。
 
あと、常備菜のキヌアタブーリも付けて、各人プレートはこんな感じ。
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たいへん満足。