アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

ルピーニ(うちわ豆)瓶詰めとたんぽぽの葉のスパイス炒め煮、生アーモンドを食す

遠方のトルコ人街を通りかかった際、駐車場を探して食料品店に入るとシリア食材店だった。

ドライフルーツの対面式カウンターのウィンドーには様々な産地の、見かけも違うデーツがずらりと並ぶ。
枝に付いたままのチュニジア産のものと、時期限定だという生デーツを買った。
生の実は繊維と粉を甘味で練ったかのような濃厚な食感だった。
 
あと、店の一押しコーナーで大量に積まれていた瓶詰め豆を買った。ルピーニ(うちわ豆)。方形で白っぽいベージュの豆だ。よく使うイタリア食材店で見ていたが買ったことはなかった。
開けてみると、固く、塩辛く、酸っぱい。
調べると、この豆は地中海から中東で食され、茹でた後毎日塩水を替えてアク抜きをした後スナックとして摘む、というのが一般的な食べ方のようだ。要するに、茹で豆の塩漬けということか。塩漬け食材は苦手意識があり、おおいにたじろいだ。世界の食の知恵袋、id:ricoteas さんにアイデアを伺い、豆カレーのような感じでスパイスで煮込むことに。(追記:リコさんからは色んなアイデアをいただいた。マフィンやパウンドケーキに入れて焼かれるつもりとのことで、他にはハマスっぽいのやファラフェルっぽいものへの利用など)

 

塩味に苦味で対抗しようと、手持ちのたんぽぽの葉の大束を入れた。記憶が曖昧だが、たぶん助っ人に使ったのは以下。
マスタードシード、大蒜、玉ねぎ、コリアンダーシード、ターメリック、アサフェティダ、フェヌグリーク、赤唐辛子。炒めて、煮込んで、味を見るとまだ塩味勝っている。グレープトマトとズッキーニを足して、あとは時間変化を見ることにして打ち止めにした。
 

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私にはまだ塩辛かったが 相方はなかなかいけるという。
ラディッシュの葉の大蒜炒め(塩無し)と、ダイナソーケールと胡瓜をお供に食べると少し良い感じに。
 
残ったものを3日置いておくとこなれ馴染んでいた。
 
 
 
因みに同じ店で生の果肉に入ったアーモンドを買った。 

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これも量り売りで大量に積まれていて、次にレジに並んだおじさんが大量に買っていたので聞くと、種(アーモンド)を出して、塩をつけてそのまま食べると酒のつまみに良いという。
 
そのようにしてみたが生のグリーンピースのような青臭みと食感でそんなに美味しいとは思えず、慣れかなと思ったりした。水に6時間ほど浸けると乾かない状態で美味しく食べられたが、乾くとへにょへにょになってしまった。