帰宅後の一人和食:ボウゼ(えぼ鯛)塩焼き、野菜の炊き合わせ、なめ茸、大根と春菊の味噌汁
2週間ほど帰国して来た。
帰国便が航空会社の事情による欠航で、1日遅れての帰宅。
殺風景な空港に降り立って、だだっ広い景色を車窓から眺めながらの帰路。そして自分の部屋。心からほっとした。
今回の帰国では、自分の変化なのか何なのか、人と言葉をかわす時に、なにかたどたどしく、
その国の言葉を話してはいるが、見えている景色の印象を含め、なんだか異邦人のような気分だった。最後までチューニングできずに戻って来た気がする。
長旅から家に戻ると、なぜか、まず韓国料理を食べたくなる。
そしてその欲求が満たされると、自作の煮物が食べたくなる。
相方は和食はしばらく休みたいようで、
1時間で荒々しく作って、一人で食べた。
・なめ茸
昆布は前日から冷蔵庫で戻してあった。みりん、醤油、唐辛子。おいしくできた。
・野菜炊き合わせ
こんにゃく、ごぼう、人参、南瓜、椎茸、隠元豆、生姜。
昆布と鰹出汁、みりんと醤油。まだまだあるので寝かせて楽しむつもり。
・ボウゼ(えぼ鯛)塩焼き
地元ではちょうど旬の魚で、これを開いて丸ごと酢漬けにしたものを大きな握り酢飯に載せた、「ボウゼ寿司」というのが、秋祭りの定番料理である。
今回は徳島で天ぷらにしたのを初めて食べた。身がふっくらしているのでとても美味。
家で焼いたのは初めて。腸も新鮮だったので、外さず焼いても良かったのかも。
・春菊と大根と葱の味噌汁
具を入れすぎた。大根、春菊と来れば絹漉し豆腐が好み。無いので油揚げを、と思っていたら、動き回るうちにそれすら忘れた。だが、ゆっくりと昆布で煮た大根を思う存分味わった。
写真の奥は鰹タタキに葱をどっさり載せて。