✴︎栗きんとん、たたき牛蒡、黒豆煮の作り方(2017年お節:29〜30日)
今年のお節で作ったものの覚書きを時系列別に載せます。
作る作らないで揺れたが日本で頂いた黒豆を煮て、持ち帰ったクチナシを使った栗きんとんは作ってみるつもりだった。
・栗きんとん(29〜30)
・黒豆煮(29〜30)
・たたき牛蒡(30)
(写真は2日目)
✴︎栗きんとん
栗は29日、芋は30日に用意し別の容器に保存。
栗はやや味薄い。芋の味加減は初日から最高で、1/3にはモンブランの底のリキュール入りクリームのような風味と円やかさに変化。
材料:
・生栗(大)6個、砂糖大さじ1
・薩摩芋(中)1本、オレンジ汁(3/4個分)
作り方:
1 生栗は水に1時間くらいつける。
2 尻を落として鬼皮を剥き、渋皮は包丁で林檎の皮を剥く要領で剥き、水にさらす
3 半〜1時間水にさらしたら、栗に被る位の水にクチナシ半個を砕いて栗とともに火にかける。
4 沸騰したら火を弱めて15分くらい、やや固めに煮る。
5 そのまま放置(1時間〜1晩):冷ましながら色を染ませる。
6 砂糖と共に15〜20分煮てそのまま冷ます。
7 薩摩芋はレンジで加熱して皮を剥き、滑らかに潰してオレンジ絞り果汁を入れてよく混ぜる。好みの硬さまで汁で調節。
次回へ:
手順6で、栗の黄色が4より褪せた。6で水を換えずクチナシ入りのまま煮たからか、茶色いブラウンシュガーを使ったからか。一つづつ検証しておきたい。栗は先に茹でて素材の味をみてから砂糖の量を考える。
✴︎黒豆煮
29日夜から豆を戻し、30日に炊いた。ふっくらと、皺も皮破れもなく炊けた。
ほんのり甘い。今度は甘みなしか、普通の黒豆煮のように甘くするかで試みたい。
材料:
・黒豆:乾燥状態で半カップ
・戻す水:豆の6倍(3カップ)
・砂糖(ココナツシュガー使用):大さじ2くらい
・醤油:小匙1/4〜1/3くらい
とにかく、煮ている間に豆が空気に触れないように気をつけた。
新豆は6〜9時間戻すとのことだが一晩戻したので10時間くらい。
戻し汁ごと火にかけ、空気に触れさせないように落し蓋をして、鍋蓋をする。
砂糖を入れ、噴きこぼれる前にアクを掬ってまた蓋を戻し、そのままごく弱火で。2時間ちょっとで柔らかくなり、醤油を加えて火を止めて、そのまま放置。
鉄釘等は入れずに豆の色とした。
2日目、3日目には柘榴とレモン皮と和えて好評。
✴︎たたき牛蒡
30日料理。1/2にやや歯ごたえが鈍る。次回は31日に作ろう。味加減はバッチリ◎
材料:
・牛蒡100gほど
・水、塩(茹で用)
和え衣:
・胡麻: 大匙2
・醤油: 小匙2弱
・味醂: 小匙1
・酢: 小匙1
作り方:
薄い酢水を用意(作業毎に牛蒡を入れて待機)。
1 湯を沸かす間に牛蒡は洗って4つ割にし、瓶で叩く。
2 胡麻を半ずりにし、和え衣の材料全て合わせてよく混ぜる。
3 湯が沸いたら塩を多めに入れて、牛蒡を2〜3分湯がく。
4 牛蒡の湯を切り、熱いうちに2の和え衣でよく和えて、半日〜1日味を染ませる。