10年ぶりの五目飯と南国サラダ:(初めて鍋で米を炊く)
米は苦手だが炊き込みご飯は好きだ。一人暮らしの頃は、手持ちの炊飯器で五目飯しか炊いたことがなかったかも知れない。その後腐敗事件をきっかけとして10年間作っていなかったが、一人になって数日経ち、ふと作ってみたくなった(相方しばらく留守)。
思う存分に野菜と鱈を入れて、それらの甘みや出汁を楽しみたい。3号釜では小さそうなので深鍋で炊くことにした。鍋で米を炊くのも初めてである。
水に浸してざるに上げた米1合。
人参大1本と、それに同量ほどの大根を拍子切り。
椎茸100〜150g、残っていた蒟蒻半枚も千切って入れて、油抜きした油揚げ半枚を刻み、生姜を細く切って、椎茸と干瓢の煮汁(寿司作りの残り)半カップほど、醤油少々。
具の水分が多いはずなので水は加えない。
以上をざっくり合わせ、上から鱈の切り身(200〜250gくらい)と海老。
あと水で濡らして種を除いた大きなチポトルチリを、手で割いて加えてある。
海老は別の料理に使うつもりだが、エキスを米に吸わせつつ加熱してしまう目論見。
酒を振って蓋をして中火で沸騰したら火力(電気だが)を2回落として15分、一呼吸強火にして火を止めて15分ほど蒸した。
刻んだねぎを混ぜ込んでよそおう。
刻んだライムの皮と、徳島の海苔。
おお。久しぶりに美味しい。
チポトレチリの芳しい香りは醤油とよく合うのだ。
丼にたっぷりおかわりだ。
海老は酢の物にしようと思ったが、使いかけの紫玉ねぎとトマト、そろそろ使い切るべき香菜が気になったので、急遽南国風サラダに。
チポトレチリの種、ライムの皮、千切りの生姜、ピーナツを叩き砕いて、干し海老の戻し汁(長芋煮の際の残り)、ライム汁とココナツシュガー少々を合わせ、
紫玉ねぎ、トマト、海老、香菜を和えて、アボカドも一緒に。
変な取り合わせだが、どちらにも大変満足。
チポトレチリやアボカドならアメリカのタッチを加えたアジア料理ということで。