少し前にちらし寿司を作った。
地元(徳島)の田舎風だけど新しい試みを取り入れて。
詳細はあとの記事で。
上に乗っているのは、絹さや、錦糸卵、でんぶ。
桃の節句がきっかけだけど、春のタンポポのイメージで。(おまけにひまわりと言われた)
私は表面が賑やかで中身が寂しい寿司は好きではないので、中にはしっかりと具を混ぜ込む。
やっぱり徳島の田舎風を模したくなって、
酢飯に混ぜ込んだのは、筍、人参、干し椎茸、蒟蒻、竹輪、金時豆。
あと本当はここに、蕗を炊いたの、酢蓮根、柚子の皮と果汁(調達できなかった)が加わる。小さく刻んだ高野豆腐も。
1日目:重箱の、蓋を開ける瞬間が好きだ。だが今回高さがはみ出てしまった。
筍と若布の吸物と、ラディッシュの葉と人参の白和えを添えて。
二日目は舌平目と長芋の蒸し物を。
昆布出汁に醤油少々、下ろし林檎で甘みを付けた濃いめの餡が、滑らかな長芋と一緒にふんわりとした舌平目に絡むと予想以上に美味しいものであった。
大体だけど作り方を覚書き。
材料:
昆布、酒、梅干し1個、舌平目(ドーバーソール)ヒレ状のもの数枚、紫蘇、長芋
片栗粉、リンゴ(すりおろし)、醤油少々
作り方:
鍋に昆布をしき、それが浸るギリギリの水と酒少々と共に弱火にかける。梅干しの種を除いて叩き潰す。片栗粉は水で溶いておく。
舌平目(ドーバーソール)のヒレに、梅干し果肉を少し広げ、紫蘇の葉と共にくるくると巻き、
昆布の上に並べて蓋をして蒸し煮に。その間に林檎と長芋をすりおろす。下ろし林檎は片栗粉+水に混ぜる。魚に6〜7分火が通ったら 鍋の出汁を小鍋に取り、醤油少々を足して沸かす。長芋は魚の上に載せて蒸す。小鍋に林檎入り水溶き片栗粉を入れてよく混ぜ合わせたら2分くらいしっかりと火を通して餡を作り、蒸しあがった魚と長芋にかける。
わさびを添えて。
最近冷凍でない(!)舌平目が良く出回っていて、煮付けたり、こうした蒸し物にするのが気に入っていて頻繁に食べている。
それにしてもちらし寿司、美味しい。
手間はかかるが、来月も作ろうかと思い巡らしている。