✴︎7月5日に自家製味噌の封印を解く(2016年12月16仕込み)
昨年末に仕込んだ味噌を開封した。
前回のが余りに美味しかったので今回は多めに仕込んだのだが、塩気も味も前回よりずっと濃い。
なんというか、手強いが深い味わいがあって、剣道の師範の深い厳しさを思わせる。
前回の分量を失念したのだが、塩の割合も大きかったんだろう。
しかしカビは一切なくて、たまりのような液体が表面を覆っていた。
内側は明るいラクダ色。
450mlのコンテナー2つ半くらいできた。
味噌汁に使うと少量ですごく効くので驚いた。
塩気だけではなく、風味が強いのだ。仄かにナッツのような香ばしさもある。
初使用では、紅鮭に酒を振り、味噌を塗って10分ほどおいてから焼いてみた。
おおお。半日以上漬け込んだような濃厚芳醇な味わいに驚いた。
これは良い!!
下に敷いたのはビーツの葉と人参とひよこ豆のロースト。
人参、大蒜を薄く切って、ビーツの葉、ネギをザクザクと切って、茹でたひよこ豆、塩少々、黒胡椒、オリーブオイル、酢を少々。殆ど火が通ったらその上に鮭を置いて再びオーブンに戻し、温まった頃に上からの熱で焦げ目を付ける。味噌が焦げる良い匂いだ。
奥に少し見えるのは大根サラダ。
大根に軽く塩とライム汁を振り、それをベビールッコラととうもろこしと乾燥岩のりを和えただけ。味噌焼き鮭と良く合った。
日を空けずにまた鮭に味噌を塗って焼いた。
今度は椎茸、キャベツ、人参、生姜を、
オーブンでじっくり焼く。
その間に紅鮭に酒と味噌と生姜千切りを塗っておき、
最後に野菜の上に乗せて焼き上げた。
口直し(奥)は黄色と赤のトマトと紫玉ねぎとベビールッコラを、赤ワインビネガー、バジル、塩少々で和えたサラダ。
今年の手前味噌ライフが嬉しくてしかたない。
✴︎次回の味噌仕込みへ:
容器も重石もパーフェクト。塩の量を考えてみる。