木の芽、実山椒、粉山椒。
山椒という山椒が、大好きだ。
なのに、木の芽や、青山椒の収穫時期に帰ることがない。
帰国時に、良い粉山椒を数袋買う。冷凍庫にしまって、(それでも風味が飛ぶのを嘆きつつ)ありがたく使う。
昨年の帰国時に、東京で、粒のままの乾燥山椒を見つけた。
粒ごとの乾燥山椒を見かけたのは初めてで、その時は粉山椒にするくらいの考えしか持っていなかった。
そして「粒だから風味もきっと長持ちするだろう」と、粉山椒を使い切るまで取っておいた。

最近粉山椒を使い切り、その包みを手に取った時、ふと、「もしかして、戻して実山椒として使えるのでは?」とネットで調べた。
その通り。
以下のサイトを見ると、佃煮だって、ちりめん山椒だって作れてしまう。
サイトに載っていたレシピを参考に、ちりめん山椒にした。
作り方も材料もいたって簡単。
材料はほぼレシピ通り、でも欲張って山椒を多めに、醤油は少し少なめに。
ちりめん 50g
乾燥山椒 大匙もりもり1
酒 大匙3
砂糖 大匙1
味醂 大匙1
醤油 大匙1弱
ちりめんと調味料を火にかけて、ちりめんじゃこに調味料を含ませてから、山椒を入れ、煮汁がほとんどなくなるまで煮含める。ゆっくり、ゆっくり、炊いた。

美味しいのができた!
痺れるくらいに山椒がよく効いている。そして、柔らかい。
もしかして、入れるタイミングが早かったかもしれない。
冷奴や焼いた豆腐に載せたり、炊いたキヌアに載せたり、蕪と大根と大豆とラディッシュの葉っぱのポタージュに卵を割り入れた上に載せたり。

乾燥の粒山椒はまだ少し残っているので、何にしようかな。

寒い春だが、花は一斉に開いてゆく。
一番に咲き始めるレンギョウは、その鮮やかな黄色で、とても目を引く。
