アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

トルコ風焼きスパニッシュ鯖、焼き野菜、白菜、大根、椎茸その他のあっさりスープ

 

昔から空腹に弱い。

空腹を感じなくとも本当に動けなくなるし眠れなくなるので、このところは食事というよりはカロリーと蛋白質のありそうなものを流し込み形式でかなりずさんな食生活を送っていた。

久しぶりに食事らしい体裁のものを調えて食べた。体調も回復の兆しか。

 

簡単なものだが進展(?)として記録する。

 

前日に焼いて寝かしておいた(食べそびれただけ)野菜ロースト。

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雑炊にしようとかぼちゃ(アコーンスクワッシュ)を買っていたが思ったが気が変わった。

アコーンスクワッシュ、人参、ポロ葱、ケール、ニンニクの微塵切り、玉ねぎ薄切り。

耐熱容器に切る端から入れて、オリーブオイルを回しかけて、タラゴン、セージとローズマリーとタイム少々、シナモン少々、塩振って全体を混ぜ合わせて425度のオーブンへ。

1日置くと甘みが増幅するので、翌日、ブロッコリーを生っぽさが残る焼き加減でアクセントに。

 

相方がマッシュルームとレフトオーバーのフィンガーポテトにオリーブオイルと粉チーズをかけて上から焼いたもの。美しい焼き加減ではないか。

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スパニッシュ鯖のフィレが売られていたので買ってみた。

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白ワインをまぶしてからトルコの魚グリル用合わせ粉調味料を叩き込み、レモン汁をかけてブラッククミンをたっぷりかけて上からの強火(ブロイラーだけど)で。フィレは初めてだがあっという間に焼ける。

 

 

汁物が欲しくて適当に作った野菜スープ。

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 大根、人参、玉ねぎ少々、生姜、肉厚の生椎茸(たっぷり)、白菜(少々)、最後にグリーンピース

味付けはターメリックコリアンダー、シナモン少々、塩。

まったく何を目指しているのか分からないが、意外なほどに美味しかった。

あっさり爽やかで、鯖とコッテリロースト野菜の名脇役だった。

 

 

 

 

 

赤パプリカと茄子のペースト、燻製鱒とゆで卵とミントと赤玉ねぎとアインコルンのサラダ

お魚たべたい。

が、適当なものがなかったので黒胡椒を塗した燻製鱒を買った。

最初は大きな切れにレモンを添えてそのまま食べた。

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合わせたのは赤パプリカと茄子のペースト、

赤玉ねぎのスライス、ミント、ラディッシュ、ビーツとルッコラ

これらをピタパンに挟んでランチドレッシングをかけたりして。

 

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赤パプリカと茄子のペーストは、

直火で赤パプリカと茄子を皮が焦げるほどに焼いてそのまま少し冷まし、皮を剥いて(パプリカは種も除いて)細切れにし、レモン汁と塩を振ってよく混ぜ合わせるだけ。好みでオリーブオイルをかけて。私はいつもニンニク抜き。写真が無駄に大きいな。

 

 

翌日は残りを勢いよく和えてサラダにした。

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ゆで卵、赤玉ねぎをスライスし、茹でた古代小麦(アインコルン)、ミント、燻製鱒を、黒胡椒とレモン汁で和えただけ。

卵と小麦の茹で時間を除けば、所要時間5分。

(なんらかの豆や雑穀を茹でて常備していることが多い。)

 

これが、まあ美味しい。

各フレーバーと塩気の衝突をまろやかなゆで卵に麦の弾力が受け止める。

アインコルンはやや特殊な素材かも知れないが、

合わせる穀粒は弾力と大きさのあるものが良いと思う。米よりは麦の全粒。

 

 

生活の方向性を仕切り直すためにしばらく更新の間が空くかもしれませんが、

よろしくお願いします。・・・

 

 

黄色ズッキーニとフルーツトマトで鮭のオムレツ、サーモンスキン

前日に冷凍してあった大きな鮭の切り身を焼いた。

翌日の夕方その残りをサーモンバーガーにしようとしたら、相応しい材料がなかったのでオムレツに。またしても具を入れ過ぎて肥大したが、味は大変よろしい。不安そうに成り行きを見ていた相方がたくさん平らげた。

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家にあったのは立派な黄色ズッキーニとフルーツトマト。マッシュルームやパプリカが欲しかったがまあ良しとする。

ズッキーニは角切りにしてオリーブオイルでゆっくりと炒める。半分に切ったトマトとトマトペースト少々を追加。ずっと弱火でじっくりと。鮭の身をほぐして混ぜ合わせ、卵液にディルと塩と胡椒少々を混ぜて流し入れたら蓋をしてこれまた弱火で蒸し上げるように。 

 

パサつきのあった鮭が見事にふっくら。野菜も卵もふっくら甘い。

これに辛いサルサ2種を好みでつけて。

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サラダの上の黒い物体は所謂サーモンスキン。香ばしく焼いた鮭の皮はこちらでは巻き物の定番でもある。レモン汁をパラリ、胡椒を多めに振ってカリッと焼き直した。

奥のペーストは茄子におろし生姜とタヒニソースを合わせたもの。

手前は定番のラディッシュとその葉のにんにく生姜炒め。

 

かつての作りまくりの日々はどうしたことか。簡素な食事がほっとするこの頃であった。