アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎重ね煮とニラどっさり餃子(覚書き)、木耳と筍と人参と中国野菜と春雨のスープ、わかめときゅうりの箸休め

ずっと相方に餃子のリクエストを受けていたが、彼の誕生日をかなり過ぎてから、ようやく作った。

餃子を作るのは人生二回目。違いは前回はキャベツとニラと味噌、今回は重ね煮とニラを使ったこと。

絶賛してもらい、1個食べてみると確かに旨い。覚え書きを。

 

・重ね煮とニラどっさり餃子

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だいたいの材料と作り方:

 

市販の皮22枚分

・豚肉:120gくらい

・基本の重ね煮:約250gくらい

・ニラ:太束2/5くらい?

・にんにく:中2片

・ごま油:(餡には小匙1/2ほど)

・塩:小匙1/2弱

・胡椒:適宜

 

手順

・豚肉をミンチ状に切り砕く。

・重ね煮、ニラもみじん切りにする。

・全ての材料を良く練り混ぜて皮に包み、30分以上寝かせる。(具の量は小匙1くらいづつか)

 (皮にギャザーを寄せる方法は要調査。4本指に皮を載せて指先側に具を載せて、皮の周囲に水をつけて手前から指先に折るようにして下側の皮をギャザー状にしたが、ものすごく時間がかかった。)

・フライパンに餃子を並べて熱湯を5mmくらい注ぎ、蓋をしてできるだけ強い火で3分蒸し焼きに。

・皮が透明になったら火を止め、水が残っていれば捨てて、ごま油を多めに注ぎ入れて再び蓋をして好きな焦げ目まで(4分くらいだった)蒸し焼きに。

・皿を被せてひっくり返して載せる。

 

思いもよらず、羽根が付いていて嬉しかった。

最初の熱湯で澱粉が溶け出して羽根を作ってくれるんだな。

 

私はこの日は鯖を焼き、餃子は相方専用。

相方は惜しみながらやっぱり翌日にも食べたい、と残していた。作った甲斐があったものよ。

 

あと、スープ

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・木耳、筍、人参、生姜、にんにくちょっぴり、白青梗菜、椎茸、味付けはは餃子の具の残りを出汁と塩気に塩を足し、酒、胡椒、そして最後にニラ、春雨、ごま油。美味。

 

箸休め

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わかめを戻してきゅうりを刻んで、塩、リンゴ酢、ごま油、ごまで和えただけ。好評。箸休めというより、箸進む系。

 

 

餃子次回へ:

豚肉みじん切りは先に半分凍らせるとやり易そう。包み方を調べておく。

(この二つで気持ちが疲労困憊した。)

 

大きな葉っぱに大豆グルテンシートの甘辛炒めと根菜のピーナツソース和えで巻き物、マンゴーサラダ添え

食べるとすれば、濃い味で煮付けるか焼くかをした魚が食べたかったが、ならず。

夕食時は過ぎている。やはり何か食べよう。

 

頂き物の大豆グルテンのシートが残っていたのでこれをスパイスと濃い目の味で炒めることにした。相方の大きなサラダリーフを貰って、ライム汁を効かせたサラダと巻いて食べよう。

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・大豆グルテンシートと野菜のスパイス炒め(奥)

玉ねぎ、ネギ、生姜、マッシュルーム、ハラペーニョチリ、熱湯で戻した大豆シートをオリーブオイルで炒めてから、塩、ターメリックコリアンダー、デーツ煮汁、ライム汁を混ぜ合わせて蓋をして蒸し炒めに。

思った以上にしっかりと旨い一品となった。

 

・マンゴーサラダ(奥右)

あくまでも主役はマンゴーとライム汁。マンゴー、ラディッシュ、ミント、香菜少々、生姜少々を、塩、ライム汁、チリフレークで和えただけ。あくまでも主役はマンゴーとライム汁。

 

 

・根菜と香菜のピーナツソース和え(手前)

大根、人参、ラディッシュを塩少々とライムでもんで、ピーナツソース(ライム汁、チリパウだー、塩を水で好きな硬さに練り合わせたもの)と香菜と和えたもの。食欲が増進する。

 

・インゲンとマッシュルームバター炒め

にんにくと黒胡椒風味で。クラシックで間違いなし。

 

それぞれ単体でも美味しいが、葉っぱにピーナツソースを載せて、巻いて食べる。

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思惑通り、いや以上のコンビネーション。

葉っぱで巻くだけで、食感を含め口の中での料理の表現が変わるのが面白い。

 

マンゴーサラダとトルティーヤチップが良いお供であった。 

 

 

✴︎材料3つの簡易生チョコ、デーツ三昧の和食(鮟鱇の煮付け、はりはり漬けその他)

和食の甘み付けを記事にしてから時間が経った。

 日本ではデーツは流通上、馴染み薄かと思うけど、こちらでは一般的で価格も手頃である。そんな話と思って面白がって貰えれば幸いです。

 

デーツを煮たものが和食の料理にしっくりくるので、使う時にまとめて作って、冷蔵庫に保存するようになった。

作り方は至極簡単。

デーツを細切りや細い輪切りにして、被るよりも多めの水で、弱火で煮出すだけ。

これを密封できる瓶に入れて冷蔵庫に入れて置くと固形物が沈殿し、上澄みができので、色が気になる料理には上澄みを使う。沈殿物が混ざるほどにコクが増す。

 

概して味付けをしても砂糖のように一様な甘みでないことが気に入っている。

 

突然だが、すっかりハマっていて、この数週間切らしたことのない、恐ろしく簡単にできる生チョコを先に紹介する。

・簡易生チョコ

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柔らかな口どけ、出来立ての風味とキリっとした苦味が癖になって、2〜3日毎に作っている。 

基本材料はカカオパウダー、ココナツオイル(固形になりやすい油脂)、そしてデーツ煮汁、配合はその時に欲する加減で。私はビターにドライフルーツを合わせるのが好みでだいたい以下の感じ:

 

・ココナツオイル:大匙3〜4

・カカオパウダー:大匙4〜5

・デーツ煮汁:大匙2〜3

 

ココナツオイルを湯煎にして、そこにカカオパウダーとデーツ煮汁を良く混ぜ溶かして容器に流し込む。好みでトッピングを散らして、冷蔵庫で冷え固まるのを待てば出来上がり。

写真は干しクランベリーとピスタチオ、チポトレチリを少し。

ココナツオイルの代わりにギーを使うこともある。

カカオバターはまだ使ったことはない。

バーチメントペーパーを敷いて流せば外すのも簡単。

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そしてある晩の和食(カッコ内はデーツ煮について)。

・だし巻き卵(上澄み液使用)

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干し海老の出汁、デーツ煮汁上澄み、塩少々。砂糖より美味しいと思うの。

 

 

・鮟鱇の煮付け(沈殿物ごと)

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酒、味醂、デーツ沈殿物ごと煮汁、醤油、生姜。

これ、不思議なことに、たらこ煮に近い味わいだった。

 

 

・もずく酢(沈殿物ごと)

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胡瓜と生姜の千切りと。味付けは干し海老の戻し汁、リンゴ酢、デーツ煮、醤油。

 

 

・はりはり漬け(沈殿物ごと)

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昆布、枸杞と。味付けは醤油、米酢、デーツ煮汁、味醂

これかなりお気に入り。

60gの切り干し大根で作り、一人であっという間に食べてしまった。

 

 

あとはキャベツとねぎのお味噌汁(未使用)

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キャベツをひたすらゆっくりと加熱。ねぎの白い箇所も入れて、今回は白味噌多めで。ねぎと亜麻仁の種をアクセントに。亜麻仁、味噌に合う。