アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

・生姜風味焼き鮭に青紫蘇とスマック入り大根おろし、里芋と蒟蒻と大根の煮物、ケールと玉ねぎと人参と生姜をじっくり煮込んだ油揚げの味噌汁

久しぶりの知人達と会食したら、いきなり2ヶ月ほど患っていた顎の痛みがかなり取れ、胃腸の調子も上り坂に。

不思議である。

 

食欲が戻ってきた。が、慎重にいく。相方もしばらく不在だし食材を無駄にしたくない。

まずは煮物を仕込む。炊くのは大根、蒟蒻、里芋(コスタリカ産でねっとりしていない)だが、出汁にする乾物が底を突いた。素材に頑張ってもらう。

 

干し椎茸を1個だけ、出汁用に使う。あとはひたすら大根をゆっくりと炊いてから下ゆでした蒟蒻と里芋。素材が柔らかくなったら酒、デーツシロップ、醤油でいつもより濃いめに味付けし、唐辛子フレークもパラパラと。問題なく美味しいのができた。

 

 

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紅鮭の皿:

鮭は酒と塩麹、生姜のみじん切りを塗して少し置いて焼いた。いつもの半サイズ(150g)。

 

(付け合わせ)

大根おろしにはたっぷりの紫蘇の細切りとスマックを和えて、鮭に乗せながら食べる。美味いです。紫蘇大根スマック、鮭に大変良く合う。

醤油を落として鮭の横で温めた栗の甘さがほどよい箸休めに。

妥当な大きさの一切れがちょこんと皿に乗ると、いかにも魚の切り身を食べている感じで気に入った。

これからは、これくらいにしよう。

 

 

・ケール、玉ねぎ、油揚げ、人参、生姜の味噌汁。

 

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こちらも素材をコトコト煮込んで出汁になってもらう。

そこに自作の味噌。市販の味噌より力強い味わいで、煮込まれた野菜の甘い汁をビシッと引き締め引き立てる。

あまりのおいしさにお代わりをした。

 

 

ああ。食べられることの幸せよ。

 

 

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日本への土産に持って行ってもらった。

 

 

 

✴︎芽キャベツロースト2種(2種のペッパーとレモン汁と柘榴エキス、栗とキャラウェイシードと大蒜玉葱)、✴︎焼き紅鮭(塩麹、生姜、ハリッサ)覚書き・

 最近、とある農場の芽キャベツを気に入って頻繁に食べている。

テラコッタの皿の中でオリーブオイルを纏わせてにんにく塩をパラリとかけて丸ごと焼いて、一口食べて驚いた。

香りも味もとても濃くて厚くてウッディで、草ではなく森の木で熟れたかのようなのである。

これが気に入りあまりに続けて食べたので、最近は少し違うフレーバーで食べたくなった。

 

・オリーブオイル、カイエンペッパー、黒胡椒、レモン汁(柘榴エキス)

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焦げた葉が美味しいので、くるくると返しながらじっくりと焼く。

レモン汁と柘榴エキスは焼きあがる手前で纏わせて水分を飛ばすように。

もっとさっぱりさせたい時にはレモン汁のみで。

 

 

この時の付け合わせそれぞれが美味しくできて、一緒に食べると私的にとても良かったので撮った。(食べかけで恐縮です)

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・ソックアイサーモン(紅鮭)。塩麹、ハリッサ、生姜のみじん切りを全面にまぶし、白ワインをサッとふって。

オイスターマッシュルーム(平茸、右端);鮭を焼く際に、横にたっぷり入れておいたもの。鮭の皮はこんがりさせたいので、平茸の上だけアルミを被せて、お互いから滲み出た液と調味液を吸わせ合うように。これ大正解。

食べる時にレモンを絞って。

 

・奥はキヌア:水で炊いてみじん切り生姜と叩いた梅干しを混ぜ合わせたもの。好きでよく作る。

・別に、ベビールッコラにレモン汁と柘榴エキスをたらりとかけたものをたっぷり。

これらを順番に口に入れて取り合わせを楽しんだ。素朴な単品が調和して味を奏で続ける食事が一番嬉しい。

 

 

 

 

 その翌日、相方にも食べさせようと、一度紅鮭&平茸を同じように焼いた。

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芽キャベツは少し趣向を変えて栗とロースト。これも気に入っている一つ。

材料は

芽キャベツ

・玉ねぎ

・にんにく

・オリーブオイル

・キャラウェイシード、黒胡椒、塩

・栗

 

芽キャベツ、薄切り玉ねぎ、薄切りにんにくを耐熱トレイに入れ、オリーブオイルを注いで絡ませる。

キャラウェイシード、黒胡椒を同量ほどに塩少々をかけて混ぜ合わせ、400Fのオーブンへ。

時々かき混ぜながらほぼ火が通ったところで栗を混ぜ入れて再びオーブンへ。

キャラメル色になった玉ねぎ、にんにく、キャラウェイシードと甘く香ばしいキャベツと栗。

平茸の汁が混じっても美味しい。

 

あと、 立派な海老がセールだったのでシュリンプカクテルにした。

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あとは海老の殻を剥いた時、ふとトマトがあったのを思い出し、殻を茶袋に入れて出しを取り、ポロ葱とトマトとトウモロコシのスープとした。

 

 

 

 

✳︎スイスチャードと人参とマッシュルームとコーンのフィッシュチャウダー(覚書き)、✳︎林檎と大根とラディッシュとパプリカのサラダ(覚書)

鱈がセール。取り敢えず買う。身が綺麗だったモンクフィッシュ(あんこう)も。

 

レモンバターで焼いて、家にあるスイスチャード(不断草)を黒胡椒を効かせたソテーとして付け合わせるつもりだったが、クラムジュースがあったので汁物に。

大量に作ったが思った以上に相方にも好評。あっという間にはけた。

 

 

・ スイスチャード、人参、マッシュルーム、トマト、コーン、鱈、あんこうのフィッシュチャウダー

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具材:

あんこう、鱈、それぞれ1パウンド(450g)ほど、瓶入りクラムジュース240ml x 2。

玉ねぎ、人参、にんにく、トマト、マッシュルーム、コーン(冷凍)

スイスチャードは大束を。味も葉質も白身魚によく合うので、びっくりする程入れて良い感じ。

 

玉ねぎ、にんにく、人参をオリーブオイルで炒め、マッシュルーム、スイスチャードの茎、角切りにしたトマト、どんどん追加して炒める。

白ワインをどばっと入れて一煮立ちしたら、刻んだ生姜、タイム、オレガノ、瓶入りクラムジュース2本で煮込む。冷凍のコーン、ぶつ切りスイスチャードの葉を入れてくったりしたら、火力を上げて(電気だけど)、やや時間のかかるぶつ切りにしたあんこうを先に、ついで塩麹を塗った鱈の大き目の切り身をいくつか置き、周りから水を足して煮立ちそうなところで火を落として蓋をして蒸し煮に。

鱈の身は良い感じに煮崩れ分散する。

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食べる時、パセリが欲しかったが手持ちの葱を。

写真は共に作った翌日。初日は撮りそびれた。

初日の味が完璧に纏まっていたために、翌日は少し味が円過ぎた。上に黒胡椒とパルメザンチーズを。うん、これも良い。

 

 

 

・林檎と大根とラディッシュ、オレンジパプリカのサラダ

単純なものだけど、個人的大ヒット。

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林檎1個、大根(同量ほど)、ラディッシュ(その半量ほど)、パプリカ(好きなだけ)を棒状に刻んで、

レモン汁、シナモン(後、ほっとパプリカ?カイエンペッパー?失念)塩少々でよく和えただけ。

翌日に少し置いとくつもりだったけど、結局一人で食べてしまった。(相方は生の大根が苦手)。

 

 

 

食欲不振が続いていたが驚くほど良く食べた。

自分にびっくりした。