✴︎知恵試しで作った、2018年のお節料理、煮物篇(覚書き)
ブログを訪ねてくださりありがとうございます。
今年も宜しくお願いします。
書きかけ記事があるけど、飛ばしてお節からいきます。
今回はお節は作らないはずだったけれど、習慣的に干し椎茸、昆布、黒豆をそれぞれ寝る前に水に浸けて31日の朝を迎えたのが運の尽き。
普通の縁起担ぎ材料が無いことが逆に面白そうだと燃え上がり、お節ゲームとして作った。大変だけど、楽しかった。縁起担ぎはこのワクワク感で良いだろう。
結果、相方にとても好評、美味しく出来上がったので、思い出せる限りで覚書きします。
煮物:左上から
・テンペの昆布巻き・干し椎茸
・ローステッドサンチョーク
・人参
・海老(酒、みりん、昆布出汁、醤油少々)
・黒豆煮(昆布出汁、チリペッパー、醤油少々)
その他:
・紅白膾
・スイスチャード(葉):擂り胡麻わさび和え
・南瓜と栗のきんとん
・出汁巻卵(出汁、デーツ煮汁、塩、醤油、韓国の桜エビ)
・スイスチャード(紅い茎):擂り胡麻デーツ煮汁和え
・隠元の胡麻よごし
それにお雑煮。
今回は煮物の覚書きを。
・テンペの昆布巻き(30cm昆布2枚分)
テンペ大嫌いな相方が、作ったのを見た時には顔をしかめ、しかし良い匂いにつられ最初は恐る恐る、結果、喜んで食べた。テンペのほろ苦さと昆布と七味唐辛子はよく合う。ただ、テンペが滑りやすく、食べる時に齧るとスポンと抜け落ち、あるいは鉄砲玉のようにテンペを飛ばしてしまった。ギャグには良いけれど。
作り方:
戻した昆布の端に切ったテンペを置いてくるくると巻き、水で揉んでおいた干瓢(無添加で塩もみ不要)で等間隔に3箇所を結ぶ。戻した干し椎茸と共に鍋に並べ、ひたひたの昆布出汁、酒(大匙1)味醂(大匙1)デーツ煮汁(大匙2〜3)醤油(大匙3/4)・・・だったか。くらいで煮汁が半分以下になるまで煮含める。
食べる時に七味唐辛子を多目にかけて。
(次回へ:昆布の上に何か滑り止めを敷く、あるいは昆布を表面が崩れる1歩手前まで煮る、で滑りは解決するか?)
・海老は殻ごとたっぷりの酒、味醂、昆布出汁少々、醤油少々で煮て冷めてから殻を外して煮汁に浸して味を染ませた。白海老なので赤さは足りないけれど旨い!
・その煮汁を利用して、花型人参とその切り屑を小鍋で煮ておいた。
・ローステッドサンチョークの煮浸し
サンチョークは皮が硬いので、最初に塩麹とオリーブオイルを纏わせてじっくりローストした。上記テンペ昆布巻きの煮汁、海老、人参の煮汁を少しづつ取り合わせて味を整え軽く煮て、そのまま煮汁に浸しておく。
これは思惑を超えて良かった。サンチョークのねっとりとした甘みが際立った。
黒豆はいつものように戻し汁ごと煮て、最後、チリペッパー、香りづけに醤油数滴を。
グリーンチリペッパーを切らしていてレッド(サンディアチリのホット)を使った。盛り付けの際に飾りと味の仕上げを兼ね、枸杞の実とレモン皮で和えて。
ローステッドグリーンチリとマッシュルーム入りミートローフにサンチョークと栗、いんげんと平茸、クミン風味焼きラディッシュのオレンジクランベリー生姜チリマリネの付け合わせ(覚書き)
今回のミートローフと付け合わせがとても良かったので、覚書き。
上に載っているのは、クミン風味の焼きラディッシュを、オレンジ果汁、生姜、カイエンペッパー、ドライクランベリーを煮詰めたソースに1日漬けて、当日汁ごと温め直したもの。大根、ラディッシュの類いの苦手な相方が目の色を変えて喜んで食べた。
周りの付け合わせは、
・サンチョーク、ブラウンマッシュルーム、栗のロースト、にんにく風味。
こちらはカラメライズされた薄切り玉ねぎ、サンチョーク、栗と甘い土の香りの共演。
それと、
・いんげんと平茸のにんにくペッパー風味ロースト。
こちらは黒胡椒とカイエンペッパーをキリッと効かせて、仕上げ直前にレモン汁を振って。
手順はこんな感じ。
オーブンを400℉に温め、
オリーブオイル、黒胡椒と塩と薄切りにんにくをサンチョークに絡ませて焼き始める。
20〜25分くらいで様子を見て8割方熱が通ったと見たら、マッシュルームを合わせ※、更に焼く。
5分くらいして栗を追加。玉ねぎやにんにくが焦げやすくなっているので、時々かき混ぜ、サンチョークに火が通り切ったら出来上がり(50分くらい)
※サンチョークにマッシュルームを合わせる時に、別トレー(アルミホイル)にオリーブオイル、いんげんと薄切りにんにく、黒胡椒、カイエンペッパー、塩を絡ませ焼き始める。
いんげんに火が通りかけたら更に平茸を加えて、レモン汁を絞って焼き上げる。
・クミン風味焼きラディッシュのオレンジクランベリーマリネの手順
ラディッシュにオリーブオイルを纏わせて塩とクミンをまぶし、上のオーブンでローストする。
その間にソースを作る。
オレンジ1個を絞り、クランベリーを一掴み(大匙3〜4くらい?)と摩り下ろし生姜小匙1くらい?とカイエンペッパーを小匙1/2くらい、ソースパンでくつくつと煮込む。
ラディッシュが焼けたら熱いうちにソースに浸して瓶に詰めて保存する。
ミートローフはほぼこちら同様
ミートローフには風味素材としてブラウンマッシュルーム、ローステッドグリーンチリ、クミンをほんの少し、焼き付けに塗ったグレーズはケチャップ、ディジョンマスタード、ローズマリー、レッドペッパー少々、上記のオレンジクランベリーチリ生姜ソースをほんの少々。
食べる時に、好みで温めたオレンジクランベリーチリ生姜ソース(焼きラディッシュの漬け汁)を。
思惑通り、いやそれ以上の美味しさだった。加減が良かったのだと思う。その加減の再現は無理かもしれないが、また近々作りたい。
✴︎ブロッコリーとアボカドのスパイススープ(覚書き)、ミートローフ(サンチョークと栗とマッシュルーム、隠元と平茸のロースト添え)、バナナ胡桃ケーキの食卓
久しぶりにミートローフを焼いた。
今回はローストグリーンチリとクミンを少し香らせて、ソースはマスタードとローズマリー風味。
トッピングのクミン風味焼きラディッシュを漬けてあったオレンジクランベリー生姜ソースは温め、食べる時にソースとして添えて。
滋味溢れるミートローフに付け合わせとソースが思惑通りに調和してくれ、肉好きの相方にも大変好評。
後で覚書きを載せるので、今回はその前に食べたブロッコリスープの覚書きを。
・ブロッコリーとアボカドのスパイススープ
キャベツ(刻んで半カップほど)と刻んだセロリ1本をオリーブオイルと塩少々で蒸し炒め、柔らかくなってきたらにんにく(小2個)、ターメリック(小匙1ほど)を加えて焦がさないように炒める。
そこに小房に分け、茎は小さく切ったブロッコリー(大株1個)をざっと炒め合わせ、ブロッコリーが頭を出すくらいの水、下ろした生姜(小匙1)、黒胡椒とカイエンペッパー(各小匙1/8強〜1/6)を加えて柔らかくなるまで煮る。
アボカド1/2個を加えてブレンダーで砕き、弱火で温め直し、味を整え、最後にレモン汁を絞って。
パルメザンチーズの塩気、ラディッシュの清涼感をアクセントに。レモン皮を散らそうと思って忘れた。
とても好評でした。次はキャベツでなく玉ねぎを使ってみよう。
デザートも作った。
いつものバナナと胡桃のケーキに、アイデアが閃いてクリームチーズレモンココナツフロスティング。これも予想以上の美味しさ。あとで覚書きに上げます。