アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎ギーとフェンネルとルタバガとオレンジ皮とスパイスのスープ(覚書き)、タスカンケールとトマトとレモン皮その他のサラダ

前記事の翌々日、残りのルタバガで再びフェネル&ギーのスープを作った。前回の林檎に対し、今度はオレンジ皮と粒アーモンドと辛味と苦味を合わせ持つスパイスで。

前回: 

imoebinankin.hatenablog.com

少しの変化で、主材料の野菜の甘みが持つフレーバーの印象が変わるから面白い。

 

f:id:pyopyopyon:20170413073107j:image

・ギー

フェンネル:1株

・ルタバガ:大半分

・生姜:好きなだけ

 

・アーモンドミルク

 

・乾燥オレンジ皮:好きなだけ

・粒アーモンド:好きなだけ

・カイエンペッパー

コリアンダー

 

(食べる時)

・塩

・レモン皮

・ココナツフレーク

・黒胡椒

 レモンを絞って、黒胡椒を挽いて、ココナツフレークと共に。

 

スープを煮込む鍋にギーを溶かしてフェンネルを蒸し焼きにし、今度はルタバガは薄く切ってレンジで加熱してから(前回はギーでロースト)生姜と共に鍋に入れてざっくり混ぜてギーを纏わせ、アーモンドミルクを入れ、温まったら、乾燥オレンジ皮、粒アーモンド、スパイスを入れて煮込み、材料がすっかり柔らかくなったら最後にブレンダーでならして出来上がり。

翌日冷蔵庫で冷やしたのはスパイスが沈んで馴染んでギーの甘さが冴えてまた格別。

 

 

 

この時も食事抜きのつもりでスープを作ると食欲が戻った。

匂いの威力は凄い。

f:id:pyopyopyon:20170413073748j:image

メロンとスモークトラウト(燻製鱒)と食べるサラダを。

ざっくり短冊状のタスカンケール、千切りの人参、紫玉ねぎと大根の薄切りを塩とレモン汁でギュッギュと混ぜて、ネギ、フルーツトマトと和えて。

サラダ、メロン、鱒、皿の上を交互に食べるのが楽しい。

 

 

 

✴︎ギーとフェンネルとルタバガのスープ(覚書き)、燻製鱒に合わせる大根とミントとネギと紫玉ねぎとレモンその他のサラダ(覚書き)

フェンネルを冷蔵庫から取り出し、ふと思いつきで作ったスープが良かったので覚書き。

合わせたのはルタバガと林檎、シナモン、グリーンチリ粉。食べる時にレモンをたっぷり絞って。ギーのバター飴風な香りは、フルーティで甘いスープの隙からそよ風のようにふわりふわりと現れる。面白いな。

 

f:id:pyopyopyon:20170408103645j:image

・ギー

フェンネル1株

・ルタバガ(大)半分ほど

・シナモン

・林檎半分

・アーモンドミルク

・レモン皮

・グリーンチリ粉

 

ルタバガを薄く切って少しの塩とギー多めでローストし、その間フェンネルを薄切りにして鍋でギーで炒める。火が回ったら蓋をして蒸し煮に。

ルタバガに火が通ればフェンネルの鍋に移して水を注ぎじっくり煮る。シナモンを少し。当初は食べる時にレーズンをトッピングするつもりだったが変更して林檎をそぎ切りにして加え煮た。甘み付けしてないアーモンドミルクを加え、野菜をつぶしながらさらに煮る。グリーンチリ粉を入れ最後ブレンダーでならす。

食べる時には好きなチリペッパーとレモン汁たっぷりで。浮き実はアーモンドとフェンネルの葉。

 

 

 

何かを煮炊きするほどの食欲が無く、スモークトラウト(市販品)を摘んで終わらせようと、久しぶりの燻製魚の甘みと塩味に浮き浮きしながらサラダを作った。大根とミントをたっぷり、紫玉ねぎ、ルッコラ、ネギ少々、レモンの皮、ほんのり甘みとして人参と、フェンネルシード。

とても良かったので覚書き。

f:id:pyopyopyon:20170408105524j:image

・ 大根(たっぷり):細切り

・人参:細切り

・紫玉ねぎ:薄切り

・ネギ(2本ほど):小口切り

・塩

・レモン皮、汁(皮を削いで汁を絞る)

フェンネルシード

・ミントの葉(たっぷり):ざく切り

・マッシュルーム(大一個):薄切り

・ベビールッコラ(一掴み)

 

大根、玉ねぎ、人参、ネギ、塩とレモン汁をよく混ぜる。フェンネルシード、マッシュルーム、レモン皮、ミントを刻んで混ぜて、食べる時にベビールッコラと軽く和えて。

 

毎年春になるとルッコラフェンネルが食べたくなる不思議。

スープに思いの外時間がかかって食欲ない割に調理時間が長引いたが、芳香に包まれているうちにすっかり食欲が戻り、何のことはない、どちらもお代わりしてよく食べた。

 

ご馳走様。

 

✴︎ギーでキャベツとグリンピースのスパイス炒めをライ麦パンでサンドイッチ

まだ前の家にいた頃インド人のおばさんにキャベツのスパイス炒めを教わって、しばし作っていた。

油を熱してマスタードシードを軽く弾けさせ、アサフェティダ、キャベツ、コリアンダー粉とターメリック粉、グリーンピースの順に加えつつ炒めあげるのが原型だったか。

気分で入れるものが変わってしまうが、キャベツ、マスタードシードターメリックは必ず入れて、

食べる前にレモンを絞る。

 

本来副菜的な惣菜なのだけど、これだけ心ゆくまで食べたくて、主菜的にへんてこりんな食べ方をする。

なんとなく気が引けて載せたことが無かったのだが、ニューフェイスのギーを使ったのを機に載せてしまう。

f:id:pyopyopyon:20170404095854j:image

今回バージョン

材料:

・ギー

マスタードシード小さじ1弱

・クミンシード小さじ1/2ほど

 

・生姜、にんにくみじん切り

・紫玉ねぎ1/2個

 

ターメリック粉小さじ1/2強

・クミン粉小さじ1/3ほど

コリアンダー粉小さじ1/3ほど

・塩

・キャベツ(大)外葉から7枚(芯は薄切り、葉は短冊切り)

グリーンピース(冷凍)カップ1/3ほどか

ガラムマサラ

 

フライパンでギーを多めに熱する。フライパンを熱源から外してマスタードシード2〜3粒を入れてみて、ジュワッと弾けるようなら残りのマスタードシードとクミンシードを入れて熱源(火)に戻す。少しジュワジュワと香りを立たせてから生姜、にんにく微塵切り、紫玉ねぎを入れる。玉ねぎに火が通ってしんなりしてきたら粉スパイスを入れて絡みつかせるように炒める。

切ったキャベツを入れてよく混ぜるように好きな炒まり具合まで炒め、最後の段階でグリーンピースを入れて仕上げ炒める。

味を見てガラムマサラを加えた。

食べる時にレモンをたっぷり絞って。

 

f:id:pyopyopyon:20170404101648j:image

おお。ギーの乳の甘みがいつもと違う。

で、今回はまず苦いベビールッコラと一緒にライ麦のブール(買ったもの)で載せて。プチトマトも一緒に。なんかへんてこりんだけど、大事なことは今日の自分には美味しかった、という事実。

その後ベビールッコラを摘みつつ、残りをワシワシと食べた。