タコシェルに挟んで食べたかった:✴︎栗入りワカモレ(覚書き)、鮟鱇のチリとクミン風味焼き、キャベツと人参とラディッシュの葉のスパイスロースト
相方留守中で集中的よろず作業の日々を送っている。
食材をまとめ買いし、夜は手早く一人鍋。
いい加減鍋に飽きて違ったものを作った日。
手持ちの鮟鱇をフィッシュタコ風に食べたい。
コーンフラワーにスパイスを混ぜて揚げ焼きにしようと思ったら、粉がない。
そして冷凍庫を開けたらトルティーヤがない。
ということで皿に並べ、口の中で合わせてフィッシュタコスの味。
これが大変美味しかった。
・鮟鱇に塩麹を塗し、白ワインを降ってライムを絞り、クミン粉少々とチリ粉たっぷりを擦り込んだものをフライパンで焼いた。
食べる時に黒胡椒と市販のトマトサルサをかけて。
・紫キャベツで付け合わせ。
スローは食べ飽きたので、千切りにした紫キャベツと薄切り人参、生姜、塩、煎ったクミンほんの少しとターメリックをかけてココナツオイルを塗してロースト。あらかた熱が通ったらラディッシュの葉をざく切りにして加え混ぜてもうひと焼き。
・栗入りワカモレサラダ
香菜も無かったので、ベビールッコラを和えるつもりでいた。
栗を合わせたら、個人的ヒット。
アボカド、トマト、そこに玉ねぎとレモン汁を多目に混ぜて、塩少々で良く混ぜ和えてから瓶詰め栗を砕いて入れ、最後にちぎったベビールッコラとざっと和えて。
また作ろう。
食べる時はこうだ。
コーンチップにラディッシュ薄切りを重ね、その上に栗入りワカモレサラダを載せて口に入れ、素早く鮟鱇に紫キャベツローストを載せて口に入れる。
食べるのは忙しかったが大変美味しかった。
相方が帰ってきたらタコシェルでやろう。
市販の肉煮込み用キットを使ってチリビーンズ、ワカモレ、紫キャベツのスロー、リフライドビーンズリフライドビーンズ
作りたがり屋なので、何かの料理のための合わせ調味料やキットを買うことはほとんどない。
しばらく前にジャケ買いならぬパッケージ買いをしたまま使いそびれていた「テキサスチリ」の味付けセット。テキサスチリと言えば肉とチリペッパー、入るとすればトマトと玉ねぎとのイメージだが、これでチリビーンズを作ってみた。
(使った後で中身は空)
そのあと、嬉しいことに、リコさんがニューメキシコへの思い繋がりでチリビーンズを作ってくれたことを知る。もちろん全くの偶然だ。
別の場所でそれぞれのやり方でチリビーンズを作る。
なんだか一緒に何かを演奏した時のような楽しい気分に浸らせてもらった。
リコさんの暮らしの中のチリビーンズ↓
さて、「テキサスチリ」キットは、フレーク状のチリペッパー、粉末のチリ(恐らくチポトレチリ)を主体とした合わせ調味料、玉蜀黍粉の3袋に分かれているが、ディレクションが見当たらない。材料の量を知りたいのでネットで調べる。肉2パウンド(900g)を焼き炒めて、このキットにトマトピューレと水を加えて煮るだけだ。
私は半量を豆に置き換えた。
玉ねぎ1個と挽肉450gを焼き炒め、細かく切った人参と赤パプリカも。そこに、トマトピューレ300mlくらい、戻して茹でた小さい赤インゲン豆、黒豆をそれぞれ1カップくらい、茹で汁も少々。水適宜入れて煮込む。
豆が入るので、玉蜀黍粉は半分使ってみた。
食べたのはその翌日から。
やっぱりチリで煮込んだ豆は美味い。
パプリカも正解。
保存肉を思わせるような、かなりスモーキーなフレーバー。肉だけで美味しいだろう。
さらに2日おいても、辛さとスモーキーさはほとんど変わらず。
紫キャベツのスロー、
初回は紫キャベツ、玉ねぎのスライスを塩とライム汁とで和えて香菜を混ぜて。
ワカモレと和えて食べるのが大変宜しい。
リフライドビーンズは玉ねぎとニンニクを炒めて、戻して茹でてあった豆を汁と一緒に入れて炒め潰して、クミンと塩で味付け。
チリビーンズはそのまま、
またはチーズを載せて、
またはキャベツスローをちょっと載せて、
または大根に載せたものをコーンチップとともに口に含むのも大変良かった。
どうだ、チリに大根だ。
これが美味しいんだ。
番外(自作でない):ニューメキシコで食べたもの(一部)
唐突ですが、先日行ったニューメキシコで食べたもの(一部)覚書き。
ニューメキシコはチリペッパーの原産地。品種も多いしエリア(土地)によって味が違うのが楽しい。
また、チリスープ(シチュー)に興味を持っていて、今回はなるべく食べるようにしていた。
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Abuelitas Mexican Food @Carrizozo
小さな町の町外れの夫婦食堂。馴染みと思われる客達で賑わい、我々が入ると興味深そうに眺められる。だが感じの良い店。何でもチーズがドバっと。
・サルサがしっかり辛い。そして旨い。
スープ(チリと肉、グリーンチリを選択、トルティーヤ付き)
とろみの濃いスープに挽肉と焼いたグリーンチリと玉ねぎ。
とろみは土地柄から玉蜀黍粉か。
トッピング用のチーズ、生玉ねぎが添えられているが、チーズはもう十分だ。
・コンビネーションプレート
チーズに覆われぐちゃぐちゃでよく分からないけれど、 ビーフタコ、エンチラーダ、チリ レィエーノ(chili relleno: チリの詰め物)、豆煮込み、スパニッシュライスが載っている。
ニューメキシコで何回か食べたチリレィエーノはグリーンチリにチーズを詰めて玉蜀黍粉をまぶして揚げるのが基本で、いくつかバリエーションがあった。これはチーズと挽肉が詰められ、衣は玉蜀黍粉(と卵?)、上から辛いトマトソースが掛けれらていた。
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pasific Grill @Truth or Consequences
宿に一番近かった。店が大変賑わっていたので確認せずに入ったらアジアとメキシコヒュージョンだった。食べたのは白身魚のファヒータ、豆とご飯も盛り合わせ。行くことはないかもしれないが、美味しかったのとサラダバーの野菜が新鮮で助かったので、生野菜を欲する時に助けられることもあるかも知れない。
この日の旅:
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Pepper Pot @Hatch
世界のチリペッパーの中心地と言われるHatch。前回訪ねて、ぜひ再訪したかった店。今回も地元の顔馴染み客達で賑わっていた。
ここのサルサはサラサラしていてとても辛い。
ハッチ トスターダス コンケスタス
写真は分かりにくいが、揚げたトルティーヤにハッチ特産チリペッパーを使ったチリビーンズをどさっと載せて、上にレタス、トマト、チーズ。
前回はグリーンチリとレッドチリ両方を頼み、グリーンチリと豚肉のをぜひまた食べたかった。今回はグリーンだけで。添えられたスパニッシュライスとワカモレがまた美味しいのだ。
この日の旅:
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Irma's Restaurant @Deming
ほとんどメキシコ。とても庶民的で賑わっていた。
サルサがとても辛い。
ワカモレサラダ
レタス千切り+紫キャベツの上に、トマト+チーズ、その上にアボカド2〜3個分?を多分塩とライムだけで味つけしたワカモレが載った、素朴なもの。サルサをかけながら適宜混ぜて。
手前:魚シチュー(トルティーヤ付き)
ライムとトマトとレッドチリのスープに、キャベツとセロリと人参と何か白身の魚。
酸味が効いて美味しかった。
カルニタスを選ぶと、なんと下味付きの豚の角切りが素揚げされていた。
スパニッシュライスと豆煮込みも素朴で美味しい。
この日と前日の旅:
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Margo’s @Alamogordo
行くつもりだった店(El Camino’s)が休みで、入った店。
グリーンチリシチュー。
容器ごと熱しすぎたのであろうか、サーブ前にウェイターがカウンターの上でグラグラグツグツゴボゴボ状態を少し収めてから持ってきたが、テーブルの上でしばらくは煮えたぎっていた。
具は玉ねぎ少々と大量のひき肉。グリーンチリはグリルした果肉とパウダーのチリを併せ使ったという感じ。
この日の旅:⑤⑥⑦とあるので、⑤だけのリンクを。
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Casa De Surnos @Tularosa
4年前に立ち寄ってぜひ行きたかった店。ここのポソレの美味しさが衝撃だった。
また同じものを食べる。
ポソレはアルカリ処理したジャイアントコーン。これと肉をチリスープで煮込んだものに、生野菜を浸し混ぜて食べる料理。
添えられた玉ねぎと香菜、 ワカモレ、トルティーヤをちぎり入れて。
4年前の新鮮な衝撃は衰えず。相方が試した豚肉とじゃが芋のグリーンチリシチューも大変美味い。
ここは本当に何を食べても美味しい。
・突き出しのサルサ
たっぷり付いてくるが美味しくて止まらない。
最後にソパピーヤ(sopapilla)が出される。
これは ニューメキシコではポピュラーな、ソフトな揚げパン。中は空洞。
こうしてデザートとして出してくれる所があり、そういう店はテーブルに蜂蜜が置かれている。熱いところに蜂蜜を垂らして食べるのが、辛さに慣れきった舌に新鮮。
肉や豆の詰め物をした料理も良くあるが特に試してはいない。
この日の旅:
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Chili Hills @ Edgewood
メキシカンとトラディッショナルなアメリカンを出す食堂。地元の人に愛されるのはむしろそういう店。
別ブログに様子をちょっと書いた。
葉物が無性に食べたくて頼んだファヒータサラダ。
むしろ肉肉しい。笑。けど味良く、載せられたふかふかのトルティーヤがとても美味しかった。
この日の旅:
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初めての方へ:
ニューメキシコのチリについて、とポソレについて