夏の盛合わせ(香菜、ねぎ、生姜、紫玉ねぎ、出汁海老、ブラッククミン、手前味噌で食べる冷奴)
ある日の盛り合わせ。
水菜、しめじ、竹輪の煮浸し(生姜、出汁海老、みりん、醤油、胡麻)
書いておきたいのは、奥の冷奴の食べ方。
薬味どっさりとライム汁、手前味噌。
・香菜、ねぎ、生姜(たっぷり)、
・紫玉ねぎの薄切り(少し)、
・出汁海老(好きなだけ)
を絹ごし豆腐に載せる。
ブラッククミンをパラッとやって、ライムを絞る。そして、手前味噌をつけながら食べる。
さっぱりして、いくらでもいける、この夏のお気に入り。
作り置きの‘梅生姜キヌア‘の上に、紫キャベツの自家製ザワークラウトを載せるのもお気に入り。発酵させる時にキャラウェイシードを少し入れたのにも関わらず、なぜか柴漬けに近い味わいとなり、梅と生姜を混ぜた穀類と、とてもよく合うのだ。
皿に載せた鉢(蕎麦ちょこ)に入っているのはひじきの煮物。
里芋、にんじん、蒟蒻、牛蒡、舞茸、油揚げと一緒に。(味醂、醤油、出汁はひじきの戻し汁)。大量に作り、数日かけて味の変化を楽しみながら。
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夏の盛り合わせ(✴︎小豆とパティパンスクワッシュのいとこ煮擬き覚書✴︎)
このしばらく料理はいくつかまとめて作ったら、日々作らない、またはそれに1品2品足すくらいで回している。少しづつ盛るのは、やはりそれ自体が楽しい。
走り書きになるが、今回の盛り合わせ。
どれもお気に入りの組み合わせ。
1時の位置から右回りに:
・キヌア+梅ペースト+生姜微塵切り+茹で玉蜀黍+葱 超オススメ。
・蒸し舞茸+胡瓜+昆布+生姜+胡麻(米酢、醤油。デーツ戻し汁)
・刻み昆布+人参+里芋(ヤム)+油揚げ+生姜+唐辛子+木耳+蒟蒻(味醂、醤油)
・ズッキーニ+ライム汁(アボカドオイルでソテー)
そして最近凝っているのがこちら、
小豆+パティパンスクワッシュ+デーツ+醤油+酒+生姜
小豆はいつも昆布少しと多めに煮ておく。味付けはその昆布のみ。
これを気分によって使い分ける。
パティパンスクワッシュの甘みと少し香る瓜っぽさが昆布だし小豆にとてもよく合う。今回、デーツを一緒に煮て、少し甘みをつけた。止まらなくなる可愛らしい味でお代わり。
✴︎失敗から生まれた空豆(ファバビーンズ)寒天(覚書)
久々に味噌以外のエントリー。
さっぱりとした和食が食べたい季節となった。
煮物にしようと乾燥空豆を戻して茹でたところ、またもや煮崩れてしまった。完璧に崩れて茹で汁に溶け込んでいる物多数。スープにしようかと思ったが、心は和食。
思案して、そこに味醂と醤油を加えて少し煮たて、その中に粉末寒天を溶かし、煮汁ごと固め冷蔵庫で冷やしておいたら、思いがけずに美味しい一品となった。
山葵で食べると大変美味い!
豆の姿を保つ物と、すっかり煮崩れて調味料と一体化した空豆の食感と味の違いが楽しい。失敗した甲斐があったというものだ。
一緒に煮ようと用意をした手綱蒟蒻は、相手を空豆から人参と牛蒡とエリンギに変えて、別に煮た。色合いが寂しいので、最後に冷凍の枝豆も一緒に。
皿の上に敷いた笹の葉は、先月の誕生日にテイクアウトした弁当に使われていたものを、濡らしたキッチンペーパーに包んで袋に入れて密封し、冷蔵庫で取っておいたもの。1ヶ月半も過ぎていたのにまだ使える状態だったことにも驚いた。
皿の上の小鉢に入った品は、3日前に作った切り干し大根の炒め煮の残り。
ごま油で人参、小松菜、舞茸、油揚げを炒めて、出汁には切り干し大根の戻し汁を入れる。味付けは生姜ちょっぴり、唐辛子、味醂、醤油。
この手の料理は日が経って味が馴染むのが楽しいので、全部食べずに取っておく。
小松菜が手に入ったのは随分と久しぶり。上記、切り干し大根の炒め煮の他、舞茸との煮浸し(写真右上)、そしてシメに豆腐とねぎの味噌汁にして楽しんだ。
ずっと簡便な食事としていたため、一人ぶんの和食を盛り付ける楽しさも久々だった。
ちなみに冷奴のお皿はコーヒーカップの受け皿。
このところ藍色と白の食器が気に入っている。・・・何事も、手持ちを工夫するのが楽しい。