アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

5回目の味噌仕込み(2019年1月31日)*手順違った、の回

前日に豆の浸水を始めたところ、その日急用ができて、夜に始めた味噌作り。

疲れ切った日だったせいか、いろいろ間違えた。まぁ実験だったと思うことに。

まず、煮る前に水を換え忘れた。

そして、豆を潰す前に塩と麹を混ぜ入れてしまった。

 

そうして、前回同様オーブンバッグの中で潰し作業を行ったが、分量の多さのためか塩気のためか袋が早々に破れて踏み潰しができなくなって、手でほとんどの豆を潰したが潰し残しが多いままの仕込みとなった。

 

 

 

・・・果たして無事に仕上がるのか。実験と思ってもやっぱり美味しいのができて欲しい。

一応、予定通りに容器を2つに分けて、1つはより長期発酵させてみるつもり。

以下、前回の手順をコピーしたものを基に、今回のメモ。

 

 

imoebinankin.hatenablog.com

 

・豆の煮上がりかたさについて:

理想の圧は500g前後(450〜600g) を踏襲。

 

仕込み日:2019年1/31

材料
・乾燥大豆:約500g

・大豆の煮汁:150cc   (前前回:125cc)

・乾燥麹:567g(1パック)   (前前回:500g)

・塩:235g

 

・豆浸水時間27時間(いつも22`23時間)。外気温:マイナス10〜マイナス13℃。

 

手順
前日:

・豆をよく洗い(3回水を換えた)、たっぷりの水に27時間浸水した。

 

翌日

1  豆を煮る。

27時間の浸水、水換え忘れてそのまま煮る。

今回はぶくぶくと泡が常時保たれるほどの中火〜弱火を保って約3時間半。

 

 

 

2  ・水切り容器と塩と麹、豆潰し道具、味噌入れ容器の準備。

    ・乾燥麹(567g)に、少し冷ました豆の煮汁(150cc)を注いで良く混ぜておく。

    ・ 30分ほどして(麹が煮汁を吸いきったら)塩と混ぜる。

 

 

 

 

3   豆をザルに移して水気を切り、少し冷まして温かいうちに潰す。

→潰す前に塩+麹を一緒に混ぜてしまって、そのまま潰した。

 

オーブンバッグ使用。

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 足踏みで始めたがなかなか均一に潰れない。そうこうするうちに袋に裂け目が入ったので、手潰しに変更。埒があかないので途中からは指で1個1個を押しつぶす。

 

 

 つぶつぶが残ったままだが、「粒味噌ということにしよう」、と思い直す。

団子状にして、空気を抜きながら容器に詰める。

 

980mlのコンテナー2つに分けて。

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平にならして、できるだけ空気に触れさせないように上にラップを密着させる。

今回は重しを入れず、蓋をしっかり締めて、外からもラップでしっかり包んだ。

 

日付を書き、

半年後に様子を見て、状態が良ければ1つはさらに発酵を続けさせる。

 

さてどうなるやら。

 

殺風景なのでおまけ写真。

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いろいろ摘みながら、甘辛い焼き鮭とけんちん汁風具沢山味噌汁

 お節のあとの食事。

私はこういう食事が好きだ。

 

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お節の残りの酢橘を絞って、金柑煮を摘みながら。美味しい。

奥の緑はブロッコリーラブのお浸し(おかか胡麻和え)。

隣はルピ二豆(うちわ豆)。コリコリ塩気の強いこの豆が、ブロッコリースプラウトの苦味とよく合うことを発見した。

それに伊達巻きの最後の一切れ。日がたってまろやかさを増したのが美味しい。

 

 

鮭には田作りのタレの残り(味醂、醤油、酒の水分を、レンジで煮飛ばしたもの)を塗って、皮をこんがり焼いた。

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最近、鮭は汁物にしてしまう。こういう食べ方は久しぶり。

酢橘を絞って、金柑煮を摘みながら。甘辛い皮が一番のご馳走。ああいいな。

 

 

けんちん風汁

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蒟蒻を指で千切って良く味をしませる。笹掻き牛蒡、人参、大根、生姜、しめじ、オイスターマッシュルーム(平茸)、ネギ、油揚げ、竹輪。

 

出汁は干し椎茸と昆布と椎茸の合わせ粉末パックを最初に割いて、それらごと飲む。味噌は手前味噌を濃いめに溶いて。

食べる時に黒七味と生ネギで。

 

あと、納豆。ねぎとばら海苔をたっぷり混ぜて。

 

今朝、iPadをアップデートしてから、はてながおかしくなっている。

人の記事にうまくリアクションができない(コメントとか星とか)。なんだろう。

 

明日から留守にします。

 

 

 

2019年お節覚書き③黒豆煮、伊達巻、煮染め

今年のお節メモ、後の料理で新しいものはないけれど、残りを載せて終わります。

 

・黒豆煮、伊達巻

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・黒豆煮:(大粒ではなく小粒)

一晩戻した小粒の黒豆を、戻し汁のままグリーンチリを加えて煮て、仕上げに醤油を数滴加えただけのもの。豆の持ち味が活きてうちは甘くするより好み。

 

 

 

2日目はお弁当風に詰めた。

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・伊達巻き:

白味魚の代わりに半平を使ってオーブンで焼く方法で。もう一息、くらいで加熱を止めて、余熱を利用した。焦げ目は付かなかったけれど出来上がりは今までで一番ふっくらしっとりして美味しかった

具体的な作り方は過去に:

 

 

 

・煮染め

 牛蒡、・人参、・蒟蒻、・里芋、・椎茸。いつもと同じように、ゆっくり炊いた野菜の甘みと牛蒡の風味と濃い目の出汁を活かして、かなり薄味仕立て、味付けは酒、味醂、醤油。出汁は1晩水につけて取った昆布出汁、それに鰹、昆布、干し椎茸の粉末を合わせたパックを利用して煮出して取ったものを、料理に応じて適宜混ぜている。

 

 

 お雑煮

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 昆布出汁主体、少し上記の合わせ出しを加えて、大根と里芋をコトコトと煮て甘みを引き出す。しめじを加えて熱が通れば醤油数滴で味を整えて、お椀によそおったら茹で海老、茹で法蓮草の小さな葉、酢橘、鮭の昆布巻きと一緒に煮ておいた飾り人参を載せて。

味の取り合わせも良かったので、また作りたい。

 

 

 

2日目でだいぶん料理が減り、3日目にはほんの少し摘むのが楽しかった。

栗金団や田作り、伊達巻は3日目のまるい味もなかなか捨てがたい。

 

お節は作り過ぎないのがツボだなぁとしみじみ思ったのであった。