3月10日の夕ご飯:アマランサスを使った烏賊の印籠煮、ルッコラの和風サラダ、香菜の煮浸し、テンペのマスタードと八丁味噌風味焼、きんぴら、なめ茸、豚汁その他
烏賊と里芋を煮るつもりでしたが、ふと、アマランサスを「子持ち」に見立てて印籠煮にしてみようと思いつきました。
そこから始まったこの日のお献立。
上段は、
・獅子とう炒め、テンペのマスタード八丁味噌風味焼、ふかし里芋
・ルッコラ、海苔、くるみの和風サラダ(わさび出汁しょうゆ)
下段は、
・香菜(シラントロ)の煮浸し
・烏賊の印籠煮(アマランサス、ひじきと豆腐とにんじん)
・塩麹お漬物(白菜、人参)
ルッコラ和風サラダの作り方はこちら。
テンペは、昨日の蒸し煮にした状態のテンペをこんがりと焼きました。これ、グッドアイデアでした!
ほくほくしていてまるでハンバーグです。昨日のホイシンソース+ベジタブルペーストがよく合いました。
シラントロの煮浸しは思いつきでしたが、こちらもヒット作。
さっと湯がいて鰹出汁に浸しておくと、セリか三つ葉の代わりになります。これは海外在住の方にぜひ試していただきたい。
そして・・・
烏賊の印籠煮。
「印籠煮」は初めて作りましたが、これは今日の大ヒットでした。
また作りたいので覚え書きをアップしようと思いますが、中に入っているのは、
生姜、叩き梅と一緒に炊いたアマランサスと、ひじき、にんじん、豆腐、ネギ、生姜の甘辛い炒め煮。
生のままの烏賊に具をぎゅうぎゅう詰めたのですが、後で調べると先に烏賊を霜降りにしてから詰めるのですね。
でも本当に綺麗に仕上がって、切ると切り口の色目が美しくて二度驚きました!!
アマランサスのぷちぷちした食感が思惑通りに子持ちのようです。
これで二人とも結構お腹がいっぱいになりましたが、別腹にて豚汁をいただきました。
いっそう深みを増していて、控えめにですがお代わりをしてしまいました。
ここからは余談です。
何か料理を作り始めてから最終的な献立が決まっていくのですが、和食は特に時間がかかるため、今回はあらかじめ献立も考え、おおまかな盛りつけも紙に書き出して、どれだけ時間が縮まるか試してみました。
結果、途中でメニューも変わったし、時間もあまり縮まったようではありませんでした。
時間がかかるのは、計画性や段取り付けのためではないようです。
それが分かっただけでも良かったです。
でも、ビジュアライゼーションのよいトレーニングと思います。
美味しい懐石料理を作る方を尊敬します。