アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎鰆(Spanish Mackerel )の西京焼き、伊達巻き、紅白なます、海老照焼きの作り方(2017年お節:31日)

 今年のお節作りを順に覚書き中です。

imoebinankin.hatenablog.com

 

 31日に作ったのは、

・鰆の西京焼き

・紅白なます

・伊達巻き

・海老照焼き煮

 

✴︎鰆(Spanish Mackerel )の西京焼き

f:id:pyopyopyon:20170104212915j:image30日に仕込んで31日に焼いた。

初日は辛い。翌日、翌々日が最高。3日目はややアルコール臭。

 

材料:

・鰆切り身8切れ(中〜大1尾を2枚におろして)

* 味噌(白) … 200gくらい
* 酒 … 大さじ1
* みりん … 大さじ1
* 砂糖 … 小さじ2


鰆の切り身裏表に満遍なく塩を振って1時間おく。

味噌床を混ぜ合わせ、ジップロック袋の内側に塗る。
鰆から出てきた水分を拭き取って味噌の上に並べて残りの味噌床を塗る。
1日冷蔵庫で寝かせる。
良く味噌を拭ってから、ブロイラー(強)、中段のラック位置で焦げ付きに気を付けながら焼く。

 

次回へ:

味噌が足りなそうだったので塩加減を強くした。もっと甘くても良さそう。

 

 

 

✴︎紅白なます

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作り方は前回と同じ。
今回は昆布出汁、リンゴ酢、ココナツシュガーで味を作った。

前回:

 

imoebinankin.hatenablog.com

 


✴︎伊達巻

作り方は前回(上の貼り付け記事)と同じ。

味は良いが作業でのしくじりが響いた。

今年の配合:
卵6個、はんぺん小2枚、ココナツシュガー大匙1、みりん大匙1、醤油小匙1/4ほど
作り方(前回と同じ)

雑記:
・うっかり台を敷かずにアルミで作った容器に卵液を流し入れ、持ち上げることができず、底が歪んで不均等な厚みとなった。
・前回少々パサつきを感じたのでアルミで蓋をしたら焦げ目を付ける前に火が通ってしまった。
→次回へ
やはり厚めにする(巻き簾より小さめ)か、見張りながら焼く。できれば魚から作る。

 

 

 

✴︎海老照り(焼き)煮

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初日に食べた海老(小、写真上)は、醤油少々と味醂を合わせた液を上から少し垂らして、

2日に食べた海老(大、写真下)は、煮染めの汁少々に味を足し、海老の上に注いで、
共にテラコッタの容器に並べ入れてアルミの蓋を被せ、415Fのオーブンで蒸し焼きにした。

結果:

色良く仕上がった。海老の味も濃厚。

(大)は海老味噌と合わさった煮汁が雲丹の塩辛のよう(変な表現だが)で、盃に入れて海老に添えた。チビチビ舐めると下戸だが日本酒を切に飲みたかった。

 

 

 

 

 

 

✴︎栗きんとん、たたき牛蒡、黒豆煮の作り方(2017年お節:29〜30日)

 

imoebinankin.hatenablog.com

 今年のお節で作ったものの覚書きを時系列別に載せます。

作る作らないで揺れたが日本で頂いた黒豆を煮て、持ち帰ったクチナシを使った栗きんとんは作ってみるつもりだった。

 

・栗きんとん(29〜30)

・黒豆煮(29〜30)

・たたき牛蒡(30)

 

(写真は2日目)

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✴︎栗きんとん

 栗は29日、芋は30日に用意し別の容器に保存。

栗はやや味薄い。芋の味加減は初日から最高で、1/3にはモンブランの底のリキュール入りクリームのような風味と円やかさに変化。


材料:

・生栗(大)6個、砂糖大さじ1

・薩摩芋(中)1本、オレンジ汁(3/4個分)

 

作り方:

1 生栗は水に1時間くらいつける。
2 尻を落として鬼皮を剥き、渋皮は包丁で林檎の皮を剥く要領で剥き、水にさらす
3 半〜1時間水にさらしたら、栗に被る位の水にクチナシ半個を砕いて栗とともに火にかける。
4 沸騰したら火を弱めて15分くらい、やや固めに煮る。
5 そのまま放置(1時間〜1晩):冷ましながら色を染ませる。

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6 砂糖と共に15〜20分煮てそのまま冷ます。

7 薩摩芋はレンジで加熱して皮を剥き、滑らかに潰してオレンジ絞り果汁を入れてよく混ぜる。好みの硬さまで汁で調節。 

次回へ:

手順6で、栗の黄色が4より褪せた。6で水を換えずクチナシ入りのまま煮たからか、茶色いブラウンシュガーを使ったからか。一つづつ検証しておきたい。栗は先に茹でて素材の味をみてから砂糖の量を考える。

 

 

 

✴︎黒豆煮
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29日夜から豆を戻し、30日に炊いた。ふっくらと、皺も皮破れもなく炊けた。

ほんのり甘い。今度は甘みなしか、普通の黒豆煮のように甘くするかで試みたい。

材料:

・黒豆:乾燥状態で半カップ
・戻す水:豆の6倍(3カップ)
・砂糖(ココナツシュガー使用):大さじ2くらい
・醤油:小匙1/4〜1/3くらい

 

とにかく、煮ている間に豆が空気に触れないように気をつけた。
新豆は6〜9時間戻すとのことだが一晩戻したので10時間くらい。
戻し汁ごと火にかけ、空気に触れさせないように落し蓋をして、鍋蓋をする。
砂糖を入れ、噴きこぼれる前にアクを掬ってまた蓋を戻し、そのままごく弱火で。2時間ちょっとで柔らかくなり、醤油を加えて火を止めて、そのまま放置。
鉄釘等は入れずに豆の色とした。

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2日目、3日目には柘榴とレモン皮と和えて好評。

 

 

 

✴︎たたき牛蒡 f:id:pyopyopyon:20170104212059j:image

 
30日料理。1/2にやや歯ごたえが鈍る。次回は31日に作ろう。味加減はバッチリ◎
材料:

・牛蒡100gほど
・水、塩(茹で用)

 

和え衣:

・胡麻: 大匙2
・醤油: 小匙2弱
味醂: 小匙1
・酢: 小匙1

 

作り方:
薄い酢水を用意(作業毎に牛蒡を入れて待機)。

1 湯を沸かす間に牛蒡は洗って4つ割にし、瓶で叩く。
2 胡麻を半ずりにし、和え衣の材料全て合わせてよく混ぜる。
3 湯が沸いたら塩を多めに入れて、牛蒡を2〜3分湯がく。
4 牛蒡の湯を切り、熱いうちに2の和え衣でよく和えて、半日〜1日味を染ませる。

 

 

 

2017年の御節料理概要(覚書き)

こちらは日本から14時間遅れで新年を迎えました。

明けましておめでとうございます。

今年も作った料理を記録していきます。

個人の料理記録に過ぎませんが、見に来てくださる方々には本当にありがとうございます。

 

さて。

作る、いや作らない、と気持ちが揺れつつも、「元旦はお天気が良いから重箱に詰めてピクニックをしたい」、とやや本末転倒なアイデアが浮かび、年末にお節を作った。

(別エントリーで作り方や覚書きを載せていきます)

 

冷たい物を寒い場所で!!酒も飲めない! で嫌がる相方。それはごもっとも。

年明け早々ごめん&ありがとう。

 

 

興奮から5時40分に目が覚め、一人で初日の出を見に行き、戻ってから相方と共にお雑煮とお摘みを軽く。

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里芋、大根、人参、椎茸、青梗菜、レモン皮(これ良い仕事してくれた)、出汁は干し椎茸、昆布、鰹節)

 

 

お重にお節を詰めるのは初めてで、予想外にかなりの苦戦。(下に覚書きを記します。)

 

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昼過ぎに、近郊の車で登れる山頂のピクニックエリアに到着。誰もおらずに貸切状態。

幸いにして風は無く陽射しは温かだったが、ピクニックベンチと足下からじわじわと寒かった。

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詰めたもの:

・蒲鉾(市販品)

・伊達巻

・紅白なます

・黒豆

・煮しめ

・海老の照り煮

・栗きんとん

・たたき牛蒡

・さわら(spanish mackerel)の西京焼き

 

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ピクニック皿に取る。

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✴︎覚書き:

1 重箱は深い。中身が浅いと貧相なので、思わぬ量を詰めることに。二人用弁当箱には大きい。

(お節はお腹が膨れるものが多い。伊達巻も海老も、一人2つづつは多かった。)

2 汁が出るものの工夫が必要。プラスチック容器は使いたくないので、お重に使える木で出来た仕分け容器を考えたい。→仕切り器が入ると1も改善される。

3 弁当はやはり味付けが濃いと美味しく感じる。