アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎南瓜とパティパンスクワッシュと椎茸とひよこ豆のスパイス煮、鰯と玉葱と椎茸とフルーツトマトのスパイス焼き

日々慌ただしい。そして日本とのメールのやり取りが増えて、日本語を書く気力が残らない。

そんなこんなでほったらかしになっていたいくつかの記事を帰国前に無理に上げてしまう。

 

相方が緊急帰国した際、私の元には巨大な南瓜と巨大な西瓜が残された。

私は毎日同じものを食べても平気なので、南瓜の半分はスパイスで煮込んだ。そして西瓜の半分は冷凍した。

 

盛り付けの写真がないので鍋のまま失礼。

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マスタードシード、カルダモン、玉葱、大蒜、生姜にドバッとココナツオイルをかけて鍋で炒め、玉葱がくったり茶色くなり始めたら、南瓜と椎茸の軸、ざっくり割ったパティパンスクワッシュを加え混ぜ、アサフェティダほんの少々、ターメリック、カイエンペッパー、クミン粉、塩少々。蓋をして嵩が減ってきたら、茹でてあったひよこ豆、大振りに切った椎茸、そしてトマトピュレをドボドボと注いでライムを絞ってひたすら煮込む。最後に味を整える。

食べる時に刻んだ香菜で清涼を添える。

 

勢いで作って日が経って記憶が怪しいが、だいたいはこんな感じ。

パティパンスクワッシュの料理記事を上げていたなかったことに今気づいた。

その時の料理のものだけど、載せる。

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名前と姿が可愛らしい。近くの店で初めて見かけた。

淡白で水分が多く、黄色ズッキーニに近い風味があるが、もう少し身がしっかりしている。

 

 

夕方、買い物に行くと思いがけずに生の鰯があった。大変な貴重品だ。

塩焼き醤油にしようと思ったけど、これもスパイスと椎茸繋がりで料理。

昨年の引越し前後に、缶詰でも美味しいので良くやっていた合わせだけど、

いやー、生は違う。上記の南瓜煮込みにも良くあってとても満足な夕食だった。

 

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鰯に白ワイン、塩、ライム汁(レモンがなかった)をふって下味をつける。

玉葱を厚めの薄切り、椎茸の軸は輪切り、椎茸を薄切りにしてホイルに並べ、塩少々と生姜みじん切りをパラパラふりかける。

その上に鰯を載せ、身に生姜とブラッククミンを身に軽く押し付けるように。

鰯の周りにフルーツトマトを一層に敷き詰めて、タイムと乾燥チャイブ、パプリカ粉をぱらりとかけ、温めたオーブンへ。7〜8割熱が通れば上からの熱に切り替えて、トマトと鰯を好きな感じに焼いて。

 

奥は見えないけれど、ベビーケール、ラディッシュ、紫玉葱にパプリカ粉と赤ワインビネガーをかけたサラダを付け合わせ。

 

 

以上。 

 

 

 

✴︎7月5日に自家製味噌の封印を解く(2016年12月16仕込み)

昨年末に仕込んだ味噌を開封した。

 

imoebinankin.hatenablog.com

 

前回のが余りに美味しかったので今回は多めに仕込んだのだが、塩気も味も前回よりずっと濃い。

なんというか、手強いが深い味わいがあって、剣道の師範の深い厳しさを思わせる。

 

前回の分量を失念したのだが、塩の割合も大きかったんだろう。

しかしカビは一切なくて、たまりのような液体が表面を覆っていた。

 

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内側は明るいラクダ色。

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450mlのコンテナー2つ半くらいできた。

 

 

 

味噌汁に使うと少量ですごく効くので驚いた。

塩気だけではなく、風味が強いのだ。仄かにナッツのような香ばしさもある。

 

 

初使用では、紅鮭に酒を振り、味噌を塗って10分ほどおいてから焼いてみた。

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おおお。半日以上漬け込んだような濃厚芳醇な味わいに驚いた。

 これは良い!!

 

下に敷いたのはビーツの葉と人参とひよこ豆のロースト。

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 人参、大蒜を薄く切って、ビーツの葉、ネギをザクザクと切って、茹でたひよこ豆、塩少々、黒胡椒、オリーブオイル、酢を少々。殆ど火が通ったらその上に鮭を置いて再びオーブンに戻し、温まった頃に上からの熱で焦げ目を付ける。味噌が焦げる良い匂いだ。

 

奥に少し見えるのは大根サラダ。

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 大根に軽く塩とライム汁を振り、それをベビールッコラととうもろこしと乾燥岩のりを和えただけ。味噌焼き鮭と良く合った。

 

 

日を空けずにまた鮭に味噌を塗って焼いた。

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今度は椎茸、キャベツ、人参、生姜を、

ギー、ターメリックコリアンダーをしっかり、塩ぱらり。

オーブンでじっくり焼く。

その間に紅鮭に酒と味噌と生姜千切りを塗っておき、

最後に野菜の上に乗せて焼き上げた。

 

 

口直し(奥)は黄色と赤のトマトと紫玉ねぎとベビールッコラを、赤ワインビネガー、バジル、塩少々で和えたサラダ。

 

 

今年の手前味噌ライフが嬉しくてしかたない。

 

✴︎次回の味噌仕込みへ:

容器も重石もパーフェクト。塩の量を考えてみる。

✴︎マハレブとオレンジピールとクランベリー入りの、自家製チョコレート

以前に載せた自家製チョコレートがいまだに気に入っていて、冷蔵庫に常備している。

 

imoebinankin.hatenablog.com

 

 

手持ちのドライフルーツやナッツなどを適当に混ぜ込んで作る。

 

最近気に入っているいくつかの組み合わせ:

 

・マハレブとオレンジピール

 

 

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マハレブについてはこちら:

imoebinankin.hatenablog.com

 

 

容器にパーチメントペーパーを敷いてから液を流し入れ、トッピングはあとから行う。

そっと置くように載せると仕上がりが綺麗に。

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 粒マハレブは固いので、作って2〜3日おくとちょうど良く固さが緩む。

 

 

 

・フリーズトライの苺、ドライクランベリー、ピスタチオ

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 苺とピスタチオを小さく割って、クランベリーとともに散らす。

苺の程よい酸味が良いのだ。

 

 

・干しイチジク、ひまわりの種、(デーツシロップ使用)

 

デーツシロップを買ったが、煮汁の方が水分が多く生チョコのようなシルキーな風合いとなるので、自分でデーツ煮汁を作るのがだんぜん好み。

 

しかもデーツシロップは苦味が強い。干しイチジクを細かく刻んだものとひまわりの種を合わせると苦味が活きて良かった。

 

また気に入った組み合わせができたらアップするかも。