アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎とうもろこしとパプリカとフルーツトマトと香菜とミントとネギのサラダに塩辛い燻製鱒とゆで卵の昼食。

とうもろこしの季節である。

 

殻ごと髭をふさふさ付けたのが、スーパーの入り口近くにどーんと積み上げられていれば大抵セールである。

買うときには少し殻を剥いて、中が腐っていないか、虫がいないか確認しながら袋に入れてゆく。かさばるので、殻をその場で剥いて中身だけにしてもよい。

 

こちらで良く見かけるのは、白、黄色、そしてこの2つの混じったバイカラー。

白は柔らかであっさりしているが、黄色も日本のとうもろこしより皮が柔らかくて粒も小さめ。

 

一番簡単には、殻を剥いて茹でる。

 

私は大鍋で一度に茹でて、茹でたてを楽しんだら、残りは冷やしてサラダにしたり他の料理に使うことが多い。かつては食事前に前菜と称して小さめのものなら2〜3本を平気で食べていた。

もはや無理だ。

 

 

そんな茹でとうもろこしの残りを使った、ある日の昼食のサラダが気に入ったので載せておこうと。

前置きが長くなったが料理自体は簡単で、書くこともほとんどない。

 

・夏野菜のサラダレッドビネガー風味、黒胡椒風味の燻製鱒、ゆで卵のプレート

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香菜、ミントをざくざくと切る。

玉ねぎは薄切り、ネギ少々を輪切り、

ここまでで一度合わせて、塩を軽く混ぜておく。

胡瓜は薄切り、ミニ赤パプリカは厚めの輪切り、フルーツトマトは半分に切る。

茹でたとうもろこし1本分をナイフで削ぎ落として適当に千切る。

 

そうしたら、全ての材料を、赤ワインビネガー、パプリカ粉少々で混ぜ合わせただけ。

塩辛いものに合わせるので、塩は追加せず、ビネガーを効かせ気味に。

 

ゆで卵と、黒胡椒をたっぷりまぶしたトラウト(鱒)の燻製(市販品)の付け合わせで、とても良くあった。

 ライ麦のブーレと共に。

 

 

焼いたコバンアジに黒豆のチリ煮込み添え、黄金ビーツのピクルスのサラダ、古代小麦のサラダ添え

・Pompano(小判アジ)の塩焼き

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丸くて、銀色でつるんとしていて、平べったくて大きな魚。珍しいので買った。「コバンアジ」と和名もあるが、ピンとこない。

簡単に白ワインと塩に少しのオリーブオイルで焼いて食べると、なんだろう、覚えのある味。その香りがどうやらマナガツオやブリに近い気がする。煮付けると美味しそうだ。

 

 

・黒豆と緑パプリカと玉ねぎの辛い炒め煮

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一年半ほど前に作った、唐辛子をベースとしたソフリタスペーストを使用。

 これについては以下に詳しく。

imoebinankin.hatenablog.com

 

腐ってないか?と思ったが、むしろ味が丸くなって良い感じだ。


オリーブオイルで玉ねぎ、緑パプリカ、にんにくを炒めて蓋をし、柔らかくなりかけたら、茹でてあった黒豆とその汁少々、ソフリタスペーストを加え、野菜がすっかり柔らかくなるまで煮込む。

ほんのり苦い、辛い甘み。緑パプリカを炒めた香りも好きだ。

これは魚の付け合わせに。思った通りに良くあった。

 

 

 

・黄金ビーツのピクルスとひよこ豆とディルのサラダ

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手前:

黄金ビーツのピクルスは、生ビーツを薄切りにして塩をまぶし、別途に黄金ビーツを茹でた汁、赤ワインビネガー、乾燥ディル、クランベリーを合わせて浸けてあったもの。

4日ほどたち、酸味が馴染んで良い感じ。これをクランベリーと汁も一緒に取り出す。

そしてサラダにする。

生ディル、胡瓜、茹でておいたひよこ豆、赤ワインビネガー、パプリカ粉で和えてみた。

ほくほくのひよこ豆がこういうサラダには本当に良く合う。

 

奥:前々日の残りの古代小麦とビーツのサラダ。

詳しくはこちら:

 

imoebinankin.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

焼き烏賊と椎茸、ラディッシュの葉と梅紫蘇と生姜とブラッククミンの炒り煮、若布と胡瓜と海老の酢の物、なめ茸、グリンピースと椎茸の卵とじ、薬味どっさり味噌汁

和食は冷たい品を作りやすい。色々と摘むイメージで。

 

・若布と胡瓜と海老の酢の物

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若布に刻んだ紫蘇を混ぜ込む。

海老は蒸して殻を剥き、汁ごと冷やす。

味付けはリンゴ酢、デーツ煮汁、醤油数滴、盛り付けてから海老からの汁とライム汁をまわしかけて、

刻んだライムの皮を散らして。

キリッと濃く食べ応えのある味になった。

 

・焼き茄子

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これも久しぶりだ。

味付けは鰹だし、醤油数滴。熱いうちにかけて冷やして味を染ませる。

食べる時に鰹節をかけおろし生姜とともに。

 

 

なめ茸ラディッシュの葉の煎り煮

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ラディッシュの葉はザクザクと刻み、針生姜、唐辛子とともに炒め、梅紫蘇を刻み混ぜてブラッククミンを炒め合わせたもの。好評。

 

なめ茸の作り方は以前に。

imoebinankin.hatenablog.com

 

 

 

・グリンピースと椎茸の卵とじ

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グリーンピースと椎茸を鰹出汁とデーツ煮汁と醤油で煮て、最後に溶き卵を流し入れて蒸す。

子供の頃には海老か竹輪が加わったのが定番だった。徳島では一般的な、竹を外していない竹輪。竹についた魚肉を骨をしゃぶるようにしゃぶるのが好きだった。

 

 

焼き椎茸(+ライム汁)

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 焼きイカ(おろし生姜、ライム汁、醤油)

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味噌汁

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鰹と昆布出汁、玉ねぎ、油揚げ、椎茸、

薬味(葱、吉野川の青海苔)をたっぷりと

 

あと、市販の刺身少々。

 

色々つまめて楽しかった。