アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

✴︎2021年お節覚書き✴︎保存版(②黒豆、鮭昆布巻き、海老の照り煮、たたき牛蒡(31日))

覚書きとして、できるだけ時系列に作ったものを載せます。

 

31日:起床後。前夜に浸水させた黒豆を火にかける。昆布巻き用の鮭に下味を付け冷蔵庫に。

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小粒のブラックビーン使用:醤油、グリーンチリで味付け

黒豆は茹で加減に注意を払い、最後に醤油とグリーンチリパウダーで味付けして10分ほど煮込む。いつもより濃いめの味付けとしたらとても美味しいのができた。

 

昆布巻きの昆布を水に浸す(昆布出汁を取る)して、朝食摂ったり雑事をこなして料理再開。

 

 

鮭の昆布巻き:今年は柚皮が手に入り、最高だった。

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柚皮と人参入り

材料:

紅鮭(塩なし、230gほど)

昆布(30cmほど4枚)

飾り切り人参の破片&棒状に切った人参

柚皮

干瓢

 

醤油 大匙2ほど

味醂 大匙3ほど

酒 大匙2ほど

作り方は大体こちらを参考に。(1は加えた)

意外にシンプルッ! にしんの昆布巻き|北海道ぎょれん - YouTube

 

1 鮭に酒、味醂、醤油を振って、ラップでくるんで冷蔵庫で1〜2時間ほどおく。

 

2  昆布は他の料理の出汁を取るのを兼ねて大きなボールで1〜2時間ほど戻す。

 

3 干瓢は未漂白だったので、水でさっと濡らす(漂白したものは塩で揉む)

 

4  1の鮭を昆布の長さに合わせて棒状に切り、2の上に置く。その手前に人参と柚皮薄切りを並べる。

 

5  4をくるくると巻き、3の干瓢で、昆布の幅に応じて2〜3箇所をしっかり縛る。

 

6  5を鍋に並べ、被るくらいの昆布出汁を入れて中火で煮る。

 

7 沸騰したら 酒(2)味醂(3)醤油(2)くらいを混ぜ入れ、弱火で煮汁が少なくなるまで煮詰める。私は落し蓋がないので時々箸で転がし、スプーンで煮汁をかけながら。

味の加減は三が日を通してちょうどよかったし、やはり柚皮が効いてて全然違う。

 

 

海老の照り煮

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お頭付きが手に入らなかったので写真がない。

材料:

・海老大8尾

・塩(下茹で用)

煮汁:

・出汁(今回昆布だし)1カップほど

・酒 大匙2

味醂 大匙3

・醤油 大匙1.5~2

(・人参の飾り切り)

 

大まかにこちらを参考にしたが、私は砂糖を用いないので、最初は飾り用の人参を出汁で煮て甘味を移し、人参に火が通ったタイミングで上記の調味料を投入して沸騰させ、海老を入れた。

https://youtu.be/TrOQlw8Ub7A

 

手順 

1   海老の尻尾を飾り切り。(ひげがあればこちらも)

2  背腸抜き(殻の隙間に爪楊枝を刺して、背腸を持ち上げるように引き出して)

3  平鍋に水を張り、塩を加えて沸騰させ、そこに海老を入れて1分ほど下茹でする。

4  3の海老を取り出し、鍋に出し汁を張ってまず人参を煮る。(甘味漬けのため:上記参照)火が通れば酒、味醂、醤油を加え沸騰させる。沸騰したら弱火に落とし、海老を入れる。

5   5分ほど弱火で煮て(私は落とし蓋がないので途中で1度ひっくり返した)、煮汁ごと覚ます。一夜冷蔵庫で寝かせる。その間に味が染み込む。

人参は煮染めや雑煮の飾りにするので別容器によける。

 

少し煮すぎたが、味は良い。人参を煮るアイデアも一石二鳥でよかった。

次回へ覚書き:煮る時間に注意。

 

 

たたき牛蒡 

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茹でるときに茹でる時にやや固めくらいの固めくらいの歯応えをしっかり残すことがポイント。
3日経っても歯応えバッチリ、とても美味しくできた。要は牛蒡の茹で加減が全て。
材料:

・牛蒡100gほど
・水、塩(茹で用)

 

和え衣:

胡麻: 大匙2
・醤油: 小匙2弱
味醂: 小匙1
・酢: 小匙1

 

作り方:

1 湯を沸かす間に牛蒡は洗って4つ割にし、瓶で叩く。
2 胡麻を半ずりにし、和え衣の材料全てシップロックの中で混ぜ合わせる。
3 湯が沸いたら塩を多めに入れて、牛蒡を2〜3分湯がく。固めに、歯応えを残す。
4 牛蒡の湯を切り、熱いうちに2のジップロックの中でよく揉む。封をして冷蔵庫へ。半日〜1日味を染ませる。

 

ちなみに、牛蒡を食べ切った後の和え衣で茹でブロッコリーを和えたら、牛蒡の香りが写っていて、これも美味しかった。

 

*2021年のお節覚書①(石付きかまぼこ作り)

すっかり遅くなりましたが、今年のお節の制作覚書を綴っていきます。

いつも鍋と煮汁の使い回し等がテーマでもあるので、今年は時系列を柱に書いていきます。

①かまぼこ(30日)

②黒豆、鮭昆布巻き、海老の照り煮、たたき牛蒡(31日)

③栗きんとん、ごまめ、煮染め、なます、卵焼き、ほうれん草の柚皮にんじん巻き(31日)

 

さて、今年は初めてかまぼこを自作してみた。

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みかんのみかんの葉を載せ見た目は鏡餅。実は石の上に成形した石かまぼこ。

あとで調べると、長崎の漁村で作られている「青島かまぼこ」は、採れたて魚と塩のみが原料で、弾力と味を左右するのは魚の種類より鮮度なので、種類は問わずにその日水揚げされたものを即加工するそう。

私は以下のように味醂を入れた。

 

材料:

鱈(冷凍されていないもの):約460g→魚を処理して絞ると410gくらいに

塩(魚を絞った重量の1〜2%)

味醂(魚を絞った重量の3〜5%)

参考にさせてもらったのはこちら

かまぼこの作り方 - 無添加の蒲鉾|お歳暮・お中元・贈り物には、吉開のかまぼこ

 

今回の手順と覚書

1 見た目新鮮そうだった鱈の半身を、血合いの部分と皮をできるだけ落とす。これが難しい。見た目に拘らなかったら、そのまま使っても良いがお正月なので白を目指した。

 

2 1を微塵切りに。(私は布がないので大きめに)

 

3 2を氷水に晒し、おもいっきりかき混ぜて上澄みを捨てる。これを3回繰り返す。

 

4 3を絞って水気をとる。私はキッチンペーパーで、軽く満遍なく押しながら。

 

5 すり身にする。最初塩の半量と味醂を入れ、ハンドブレンダーを使うが、残っていた皮が絡みつき、途中で断念。残りの塩を加え、スプーンと冷たい手で、潰し練るようにした。

→そうなるなら、味醂は途中で入れるべきだったと思う。

納得する粘りが出てきた時点で終わる。

→もっとよく練ればよかったかも。

 

6 成型前に、常温で1.5時間寝かせておく。すると粘りが少なくなり、成形しやすくなった。本来は成形してから寝かす。目安は指が引っ付かないくらいまで。

 

7 6を、板がなかったので、平石に成形。カトラリーフォークを使った。(余ったので茹でよう、焼用に成形。)

 

8 蒸す。蒸し器に適当な器が無いので、平鍋の中に片手鍋を重ねて蒸すことに。まず片手鍋の底にガタガタしにくいようにキッチンペーパーを敷き、そこにかまぼこを置いてから平鍋に入れる。平鍋には吹きこぼれないように、少量の水を張る。

→ 当たり前だが片手鍋より低い平鍋に蓋ができないので、蒸す水蒸気はかまぼこネタ自身のもの。また片手鍋がガタガタ動き、手で支え続ける。

本来15〜20分の蒸し時間だが、かまぼこが大きかったことと、火力を極力弱めなくてはならなかったので、1時間半ほどつきっきりとなった。

 

9 蒸しあがったら、すぐに冷水に放ち、しっかりと熱を取る。水分を拭いて、完成。

 

味はというと、塩辛いが、魚の味を強く感じられ、わさびを付けるとなかなか良い。それだけで食べず、味の薄いものと食べ合わせるととても良い。(この度は卵焼き)弾力は鮮度のせいもあると思うが、もっと改善できるか試したい。

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左上:石かまぼこミニ。右上:焼きかまぼこ。下:茹でかまぼこカマボコ

焼いたもの:皮がすごい粘り気で、噛みごたえ抜群。なかなかいける。

茹でたもの:つみれとはんぺんの合いの子のような歯応え。

 

次回へ:練ったものを使って伊達巻も作ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年のお節料理

明けましておめでとうございます。

お陰様で無事に元気に新年を迎えることができ、感謝をしています。

2年ぶりにお節を作りました。

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お重(各20cm四方、深さ6cmほど)

 

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野菜料理6種(煮〆、たたき牛蒡、膾、栗金団、黒豆、海苔巻きほうれん草)

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魚介、卵料理5種(鮭の昆布巻き、ごまめ、海老の旨煮、伊達巻にならなかった卵焼き、石蒲鉾

今回、初めて蒲鉾作りに挑戦。

板がなかったので、海岸で拾った平石を代用、よって石蒲鉾。

 

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お雑煮、飾り人参を載せ忘れた。(大根、里芋、ほうれん草、干し椎茸、ゆず。昆布と干し椎茸出汁)

 

後に覚書として幾つかの料理詳細を記事にします。

あまり更新できていませんが、細々やっていきます。

今年もよろしくお願い致します。