アメリカ生活 野菜たっぷりご飯の記録

野菜好きが作る、やや変化球的ご飯。と暮らしの片鱗。

ちらし寿司、筍と若布の吸物、✴︎舌平目の長芋蒸し(覚書き)等

少し前にちらし寿司を作った。

地元(徳島)の田舎風だけど新しい試みを取り入れて。

詳細はあとの記事で。

 

上に乗っているのは、絹さや、錦糸卵、でんぶ。

桃の節句がきっかけだけど、春のタンポポのイメージで。(おまけにひまわりと言われた)

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私は表面が賑やかで中身が寂しい寿司は好きではないので、中にはしっかりと具を混ぜ込む。

 やっぱり徳島の田舎風を模したくなって、
酢飯に混ぜ込んだのは、筍、人参、干し椎茸、蒟蒻、竹輪、金時豆。
あと本当はここに、蕗を炊いたの、酢蓮根、柚子の皮と果汁(調達できなかった)が加わる。小さく刻んだ高野豆腐も。

 

 

1日目:重箱の、蓋を開ける瞬間が好きだ。だが今回高さがはみ出てしまった。

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 筍と若布の吸物と、ラディッシュの葉と人参の白和えを添えて。

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二日目は舌平目と長芋の蒸し物を。

昆布出汁に醤油少々、下ろし林檎で甘みを付けた濃いめの餡が、滑らかな長芋と一緒にふんわりとした舌平目に絡むと予想以上に美味しいものであった。

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大体だけど作り方を覚書き。

材料:

昆布、酒、梅干し1個、舌平目(ドーバーソール)ヒレ状のもの数枚、紫蘇、長芋

片栗粉、リンゴ(すりおろし)、醤油少々

 

作り方:

鍋に昆布をしき、それが浸るギリギリの水と酒少々と共に弱火にかける。梅干しの種を除いて叩き潰す。片栗粉は水で溶いておく。

 舌平目(ドーバーソール)のヒレに、梅干し果肉を少し広げ、紫蘇の葉と共にくるくると巻き、

昆布の上に並べて蓋をして蒸し煮に。その間に林檎と長芋をすりおろす。下ろし林檎は片栗粉+水に混ぜる。魚に6〜7分火が通ったら 鍋の出汁を小鍋に取り、醤油少々を足して沸かす。長芋は魚の上に載せて蒸す。小鍋に林檎入り水溶き片栗粉を入れてよく混ぜ合わせたら2分くらいしっかりと火を通して餡を作り、蒸しあがった魚と長芋にかける。

わさびを添えて。

 

最近冷凍でない(!)舌平目が良く出回っていて、煮付けたり、こうした蒸し物にするのが気に入っていて頻繁に食べている。

 

それにしてもちらし寿司、美味しい。

手間はかかるが、来月も作ろうかと思い巡らしている。

 

 

 

 

✴︎ひよこ豆粉とオーツ麦の無発酵パン(保存版)

相方不在中は身体と脳を酷使するので、糖質摂取量がぐんと増える。

そんな期間中に、日々の糧としてはまったのがこのパン。

しばらく使ってなかったひよこ豆粉、そしてスチールカットのオーツ麦、そしてマスタードシードをアクセントとして思いつきでパンを焼いてみたところすっかり気に入ってしまった。

ほろほろと崩れる感じはコーンブレッドに近い。ひよこ豆バターミルクの仄かな甘味に、オーツの香ばしいプチプチとしたアクセント。なにやらケーキのようでもある。そこにマスタードのほのかな刺激。

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このパン、焼きたてが一番美味しく食べどまらないが、冷めても、食べる時に表面が少しだけカリッとするくらいに温めて蜂蜜やココナツオイルを塗ったり、癖のある魚やスパイスを使った野菜料理の付け合わせにとても良く合うのだ。

その時々で加減は変わるけど、良い感じだったのは以下。

 

 

1回目:実験なので少量で焼いた。

・バター:小匙1くらい?

ひよこ豆粉:半カップ弱

・オーツ麦:1/4カップ弱

・塩:小匙1/8な気持ち

・ベーキングソーダ:小匙1/2

 

・卵:1/3な気持ち

バターミルク:70ccくらい

 

・胡麻

マスタードシード

 

オーブンを200度〜220度に温めておき、耐熱容器に指でバターを塗る。余ったバターと粉類を合わせる。卵を溶いてとバターミルクをよく合わせて、粉類と合わせる。

耐熱容器に移して、胡麻とマスタードシードを載せて20分ほど焼いた。(胡麻は余分だったので以降は入れてない)

 

量を増やした分量も記す。

・(バター)

ひよこ豆粉:1カップ

・オーツ麦:1/2カップ

・塩:小匙1/6な気持ち

・ベーキングソーダ:小匙1

マスタードシード:小匙1〜2

 

・卵:1/2〜2/3個な気持ち

バターミルク:1カップ

材料を混ぜてから焼くまでに少し時間をおくのが好みかも。

 

これをベースにバターが入ったり抜けたり、オーツブランを入れたりとその時々の気分で。

毎日のように焼いた。

 

 

 

 

 

ちなみにオートミールというと押し麦状態が多いと思うが「スチールカット」はオーツ(大麦)1粒を3つほどの大きさに砕いたもの。一応写真を。

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一緒に食べた時のご飯いくつか。

 

imoebinankin.hatenablog.com

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✴︎マスタード三昧:キャベツとレンズ豆と人参の煮込みと焼き鮭のマスタード添え、粒マスタード入りコールスロー、ワカモレ風サラダ、マスタードシード入りひよこ豆粉のパン

前日に焼いておいた鮭を前日に作っておいたキャベツと人参とレンズ豆の煮込みの上に置き、一緒に温め直す。

前日はどちらも味をみただけで、確信的に1日おいた。それぞれに味がこなれ、一緒に温めると違う調和が生まれる。野菜の蒸気で身がふんわり、野菜にも鮭の旨味がほのかに染みて良い感じ。

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マスタードをたっぷりつけて食べる。

ちなみに野菜の煮込みはキャベツ丸ごとを8等分にして、豆が煮えるのに最低量の水分で。味付けはシナモンとカルダモンの粒を2つ。

 

サラダプレート。

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コールスローは、キャベツ、紫玉ねぎ、香菜、塩ぱらり、レモン汁、粒マスタード

ワカモレ風サラダは、アボカド、トマト、紫玉ねぎ、香菜、コリアンダー粉、塩ぱらり、レモン汁。

辛いサルサを少し添えて。

パンは最近気に入ってしつこく焼いているパン。

これを先に上げようと思ったが順序が狂った。