★番外篇:阿波のくにー 「いろりあん」で雅な昼食
前回の記事の続き。
お昼をいただいたのは「いろりあん」という徳島の食材を使う日本料理のお店です。
佐那河内にある地元素材を使う日本料理の名店、「虎屋 壺中庵」のご子息夫婦が営んでいます。
良い食材を活かすことをひたすらにしていることが伝わる、シンプルで繊細な味のお料理を美しい器で出してくれる、とてもお気に入りのお店です。
徳島駅から徒歩10分以内でアクセスでき、おまけに商店街の表通りからすこし入った静かな通りにあり、ロケーションもとてもよいです。
夜は前日までの予約時にコースを決めて、苦手なものなどを伝えますが、お昼はとてもリーズナブルな「四ツ椀御膳」が用意されています。
白いご飯か炊き込みご飯が選べ、主菜、お汁物、小さなお皿にお菜とお漬け物、最後に小さなデザートもついてきます。
この日のデザートは自家製のゆずシャーベット、柚子の香りが高くて、たいへん美味しかったです。
きれいに磨かれた漆のお盆に漆のお椀でお料理が出されます、とても優雅な気分です。
お米、お出汁をはじめ、素材や調味料のひとつひとつに良いものが使われているのがよく分かります。
・・・それなのに、それなのに、アメリカから来た身にとっては泣きそうなくらい良心的なお値段。
夜のコースも良心的で素晴らしい内容で、帰省のたびに楽しみにしているのですが、今回はランチだけで我慢。
次回を楽しみに。
★お店のホームページがないようなので、参考に、ぐるなびの情報ページ
http://r.gnavi.co.jp/4uxa7azm0000/?sc_aid=plan_alli_allexcite
★壺中庵は山の麓、清流のそばに佇む、それはそれは素晴らしいお店です。
静かで広々としたお座敷でゆっくりと季節を堪能できます。