弱った胃腸の声を聞いたスープ3品★フェネルと里芋のスープ★サンチョーク(きくいも)とポロ葱のスープ★ルタバガと芽キャベツのスープ
一回書いたら消えちゃった。
気を取り直して。
ラムか牛肉を煮込み、フェネルとブラッドオレンジのサラダ、ブロッコリーのスープ、付け合わせにサンチョークと芽キャベツのローストを目論んでいましたが、予定は崩れ去り、楽しみにしていたフェネルもサンチョークも芽キャベツも、形をとどめないスープとなりました。
ああ、残念。
でも美味しかったのでメモします。
調子が良くない胃腸の欲求に従って作ったので、材料も手順もとてもシンプルです。思わず食がすすみ、身体もぽかぽか。
1. フェネルと里芋のスープ
一応、これがフェネルです。冬に新鮮なものが多い気がします。
手許に里芋があったので、ふかして入れると、ほのかに甘く、ほっくりして美味しかったです。
材料:
・フェネル1個(細い茎と葉はとっておく):粗刻み
・玉ねぎ小1個:(粗刻み)
・ベイリーフ1枚
・里芋大2個:(レンジでふかして皮をむく)
・生姜1片:(みじん切り)
・塩こしょう:お好みで
・アクセント:フェネルの葉、ヘンプシード等、お好みで
手順:
1. 鍋にフェネルと玉ねぎ、少量の水を入れ火にかける。沸騰したら中火に落とす。(元気なら玉ねぎとフェネルをじっくり炒めるほうが良さそうです)
2. 1.がしんなりしたらベイリーフを入れ、ひたひたまで湯を注ぎ、15分ほど煮る。途中で生姜、里芋を大まかにほぐして入れる。
3. ベイリーフを取り除き、ブレンダーで滑らかにする。
4. 好みの味を整え器に注ぎ、アクセントを散らす*。
*フェネルの葉はたっぷり載せるとフレッシュな香りと繊細な歯ごたえが引き立ちます。
里芋はふかして加えると、皮も剥きやすく、吹きこぼれなく、ほくほくして良かったです。
・サンチョーク(きくいも)とリークのスープ
サンチョークは皮のほろ苦い風味が気に入っているので、黒い箇所を除いて皮ごと使いました。
リークと玉ねぎの甘み、サンチョークのクリーミーさと少しのほろ苦さがうまくマッチして、かなり美味しくできました。
材料:
・リーク1本(輪切り)
・玉ねぎ小1個(粗刻み)
・ベイリーフ1枚
・サンチョーク(きくいも)250gくらい(節をとって輪切り)
・(ミルク、塩こしょう、アクセントなどお好みで)
作り方:
1. リークと玉ねぎ、少量の水を火にかけ、沸騰したら弱目の中火に落とす。(じっくり炒めても)
2. 1.がしんなりしたらベイリーフとサンチョークとひたひたの湯を注ぎ、15分ほど煮る。
3. 全てがすっかり柔らかくなったらブレンダーで好きな滑らかさに撹拌する。
4. そのままでも美味しいが、味をみて好みでミルク、塩こしょう、ハーブ、ナッツなどをアクセントに。
(写真は一杯目。ミルク、フェネルの葉、クコの実、胡椒を入れてみました。でもフェネルの葉と胡椒で十分美味しくいただきました。)
・ルタバガ、芽キャベツ、玉ねぎのスープ
これは本当に余りもので適当に作りましたが、ルタバガ、玉ねぎ、芽キャベツもじっくり熱を入れて甘くなったところでブレンダー撹拌。塩こしょうをパラパラっと。
ヘンプシードがよく合いました。写真は載せてから撮りましたが、片手にスプーン、片手に瓶を持ち、振りかけながら食べました。かけてすぐ、吸水してしなっとしてしまう前に食べるのが美味しかったです。いや、そういう食べ方があっても良いのでは。
この時は胃腸が受け付けなかったけど、きっとバターが合う味でした。