鍋の残り素材からメニューを組む。
そして炒り豆腐なるものを思い出した。
作ったのは一人暮らしの時か。まったく失念。しかし作ったことはあるのだろう。思い出したのだから。で、適当に作ってみたら美味しかった。

豆腐300gくらいに重しをし、水をよく切る。もどしたひじきは豆腐と同量くらい。人参、椎茸、冷凍グリーンピースはそれぞれ豆腐の半量づつくらいを使った。
胡麻油を熱して固い野菜から炒め始め、豆腐を崩しながら炒め合わせて、
味付けは生姜、輪切り唐辛子、みりん、醤油少々、そして決めての鰹節。
卵を入れようとしたが、今回は見送った。
大根も少々残っていた。こちらは中途半端に残っていたファッロと雑炊に。

大根、人参から茹で始め、乾燥ファッロ、ポロ葱少々、生姜、椎茸、マッシュルーム。
ニンベンの合わせ出しを袋をちぎって振り入れ、酒、醤油少々で味を整え、卵を落として昼に食べた。
夜は汁が少なくなったので水を足して、味噌で味付け。
ファッロは煮込んでも米のように崩れるのが遅く、適度な歯ごたえと溶けたでんぷん質の両方が楽しめて良かった。
あとはポロ葱を胡麻油と塩で焼いたのと、納豆。
鄙びた田舎の藁葺き屋根の下で食べているような、至福の時を味わった。