2019年お節覚書き②✴︎田作り(覚書き)、紅白緑膾、海老の鬼殻焼き
今回は、徳島の食材が食卓にのぼった。
たまたま先月帰国した相方が、徳島の母が送ったものを持ち帰ってくれたので、今回はそれらを使ったものを:
・田作り
田作り用の、良い片口鰯。カリッとするまで煎ってタレと絡めて、甘さ控え目で唐辛子を少し効かせて。
実は初めて作った。参考にさせてもらったサイトはこちら:
https://www.sirogohan.com/recipe/tatukuri/
細かく親切に書いてくれていて、とても分かりやすい。頭が下がる。
うちには砂糖がないので、味醂を多目、蜂蜜を使ってタレの作り方を変え、また薄味が好みなので味加減を変えた。とても美味しくできたので、そちらを以下に書き留める。
材料
・片口鰯
・醤油
・味醂
・酒
・蜂蜜
・胡麻
・唐辛子
1 片口鰯をフライパンで乾煎りする。最初は中火、小さなパチパチが聞こえたら火を緩めて、頭と尻尾がかりっとするまで。
炒り上がれば皿に移して粗熱を取る。
2 私のタレのレシピ:
酒 1、味醂 2、醤油1、蜂蜜1/2くらいを器に入れ、レンジで徐々に加熱して水分を飛ばす。味加減を見ながら。30秒x4回くらいか。
3 タレが熱いうちに1の片口鰯をタレに絡ませる。味を見て、七味唐辛子と胡麻を加えた。
・紅白緑膾
干し柿と酢橘で、殊に美味しいのができた。酢橘の皮を刻んで混ぜ込むと、香り高く、またちょっぴりの明るい緑で膾が活き活きと見えてくる。
( 単体写真が激しくボケていたので使い回します。)
材料:
・大根 3に対して、
・人参 1くらいの割合で。
・塩
・昆布出汁 適宜
・酢橘(果汁、果皮)
・干し柿 適宜
1 大根、人参をそれぞれ千切りにし、別々の容器で塩を振って水分を引き出し、よく絞っておく。(そうすると大根へ人参の色移りがなく綺麗)。
醤油や塩を味付けに加えないので、やや塩気を濃く残しておく。
2 和える液を作る:濃く取った昆布出汁に、酢橘を絞って、酢橘が足りなければ米酢で調整。*酢橘は少量でも香りがうんと違う。*また干し柿の甘さを利用するので、ここに砂糖は入れない。
3 酢橘の果皮は薄く削いでから、針状に切る。
4 干し柿を細く刻む。(今回は見映えよくするため内側の色鮮やかな部分だけを使い、余りをヨーグルトに入れて楽しんだ。)
5 1、2、3、4を和える。
好みで胡麻や枸杞を飾って。
・海老の鬼殻焼き
田作り用のタレが余ったので、元旦にそれを塗ってオーブントースターで焼いた。
海老味噌と甘辛いタレの絡みが美味しい!食べる時には酢橘を絞った。
因みに、下に敷いているのはほうれん草。松の葉の代わりと海老の旨い汁受けとして。ほうれん草のほろ苦さが合って、良かった。