甘み添加に砂糖を使うのはどうも面白く無いので、果物や野菜を使う方法を模索している。砂糖「代替品」ではなく、味や香りがお互いを引き立てあったり意外な味わいを生んだりを期待してやっている。それを、今の生活の中で普通に手に入る食材でやっていきたい。
だから手に入る食材の違いから日本にいる人とは色々ずれる点があると思うけど、面白おかしく見て頂けたら、と願う。
今回、赤インゲン豆とデーツがご成婚。
色味も合うし申し分ないと思う。これは今の暮らしで自分の一つの定番になりそうだ。
戻す前の豆はばっと手で掴んだので量が分からない。煮上がり分量を計ると、1カップほどなので、乾いた状態で半カップ弱と思う。
それにデーツ6粒、醤油は小匙1/2強くらいか。
赤インゲン豆はたっぷりの水で一晩戻し、
弱火〜中火加減で柔らかくなるまで炊く。
そこにデーツ6粒と醤油を加えて弱火でコトコトと煮て、
ゆっくりと冷まして味を染ませる。
出来上がりを摘んで食べても美味しいが、一日置くと角が取れてまろやかな味に。
ちらし寿司の具として必要量だけちょっぴり多めに作って余りはそのまま食べたが、汁もデーツも美味しい。今度は多めに作って、ぜんざいとして食べたい。
煮豆を入れたちらし寿司↓
寿司の他の具にもデーツを使ってみた。
人参、筍、蒟蒻、干し椎茸: 刻んで各カップ1くらい(人参は1.3カップくらい)、
干し椎茸の戻し汁、
デーツ7〜8粒、
醤油大さじ1くらい。
干し椎茸の戻し汁ひたひたで野菜を煮る。
戻る時間を差し引いて砂糖より早めの頃合いでデーツを入れて、甘い汁が染み出すまで煮る。
醤油を入れて一煮立ちさせて、そのまま冷まし、冷めたら冷蔵庫に移して1日寝かせた。
煮上がり間も無くは、筍のほろ苦さとデーツは合わない気がしたが、寝かせた後でまとまった。使う当日より1日前に作るのが良いと思う。
もう少し味を濃くしても良いかも知れないので、今度試す。